『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』米国版最終予告編が公開 ─ ルーザーズ・クラブ再集結、血みどろの惨劇

ホラー小説の巨匠スティーブン・キング原作、世界興収7億ドル突破の大ヒット作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)の続編にして完結編、『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の米国版最終予告編が公開された。
2019年7月17日(米国時間)には、ポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン」にて本作のパネルイベントが開催されている。キャストやアンディ・ムスキエティ監督が登壇し、今回の映像が上映されたほか、撮影のエピソードが語られたという。
物語の舞台は前作から27年後。忌まわしき町デリーにて連続児童失踪事件が再び発生し、“COME HOME COME HOME(帰っておいで)”というメッセージがかつての子供たちのもとに届く。「再び“それ”が現れたら僕たちも戻る」という27年前の約束を守るため、ビル(ジェームズ・マカヴォイ)たちルーザーズ・クラブの面々がデリーに戻ってきた。27年前の連続児童失踪事件の真相とは? “それ”の正体と目的とは……。
今回の映像には、デリーに再び集まったルーザーズ・クラブのメンバーがペニーワイズの惨劇にふたたび対峙する様子が映し出されている。原作ファン、ドラマ版ファンならば記憶に残っていることだろう、あの「チャイニーズ・レストランのシーン」も登場だ。遊園地、鏡張りの迷路に入り込んだ少年を追いかけるビルの前に現れるのは、舌を長く伸ばしたペニーワイズ。ビルは鏡を蹴破り、少年を助け出すことができるのか。「君たちを夢に見た、待ってたよ、寂しかった」。不気味なささやき声が聞こえ、さらなる恐怖が彼らに次々と襲いかかる。
なお新予告編の発表に先がけて、米公式Twitterでは「ITが終わる(IT ENDS)」の文字と、こちらを見つめるペニーワイズの両目がデザインされた新ビジュアルが公開されていた。
大人になったルーザーズ・クラブの面々には、リーダーのビル・デンブロウ役に『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイ、ベバリー・マーシュ役に『モリーズ・ゲーム』(2018)などのジェシカ・チャステイン。前作からペニーワイズ役のビル・スカルスガルドのほか、ルーザーズ・クラブの少年少女期を演じた子役たちも続投する。監督は前作に続き、『進撃の巨人』ハリウッド実写映画版にも抜擢されたアンディ・ムスキエティ。脚本もゲイリー・ドーベルマンが再登板した。
映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は2019年11月1日(金)全国ロードショー。
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』公式サイト:http://itthemovie.jp/