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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』製作費は約3億ドル!映画史上第2位の規模に ― 米報道

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
© Marvel Studios 2018

マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の製作費が約3億ドルであることがわかった。米Wall Street Journal誌が報じている。
2017年3月、本作と『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は合計の製作費が10億ドルに達すると伝えられていた。該当の情報は撮影関係者が当時証言したものであり、このたび判明した金額がより事実に即しているものとみられる。

これまでのマーベル・シネマティック・ユニバースにおいて、最も高額の製作費が投じられた作品は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の2億7,980万ドルだった。すなわちシリーズの最新作が、この数字をさらに上回ることとなる(第2位は2016年『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の約2億5,000万ドル)。

なお、2018年4月時点で映画史上最高の製作費を誇る作品は『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(2011)の3億7,850万ドル(インフレ考慮せず)。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はこれに次いで史上第2位の規模となり、同じく約3億ドルが費やされた作品には『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2007)や『ジャスティス・リーグ』(2017)がある。ただし『ジャスティス・リーグ』は、ザック・スナイダー監督の途中降板による事実上の監督交代、膨大な再撮影などをすべて含めた金額だ。

ところで気になるのは、2008年『アイアンマン』に始まった同ユニバースの大きな区切りとなる『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』の製作費である。『エイジ・オブ・ウルトロン』の製作費を『インフィニティ・ウォー』が超えたということは、第4作の製作費が『インフィニティ・ウォー』以上であってもなんら不思議ではないのだが……?

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw.html

Source: WSJ

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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