【ネタバレ】『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』重要シーン、クリス・プラットとジェームズ・ガンの提言で変更されていた

マーベル・スタジオ映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』中のある重要シーンが、スター・ロード役のクリス・プラットおよび『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズを手掛けたジェームズ・ガンによる提言でドラマチックに変更されていたことが判明した。同作の脚本を執筆したクリストファー・マルクスとスティーブン・マクフィーリーが、米BuzzFeedのインタビューで明かしている。
この記事には、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレが含まれています。すでに作品を鑑賞された方向けの内容となりますのでご注意下さい。なお、このページをSNSにてシェア頂く際は、記事内容に触れないようお願い致します。
https://www.youtube.com/watch?v=ET87HGsLEOk
引き金を引けるか
そのシーンとは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバー、スター・ロード/ピーター・クイル(クリス・プラット)とガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、そしてサノス(ジョシュ・ブローリン)にまつわるものだ。
ガモーラは、ソウル・ストーンのありかを自分だけが知っていることから、もし自分がサノスに捕えられた際には自分を殺すようスター・ロードに約束させる。やがてリアリティ・ストーンの力によってサノスはガモーラを捕え、スター・ロードはしばらく逡巡した後に銃の引き金を引く。しかし銃口からはシャボン玉が飛び出し、サノスはガモーラを連れていく……。
当初の脚本では、スター・ロードは引き金を引けなかったという展開になるはずだった。しかしクリス・プラットとジェームズ・ガンは、スター・ロードだったらガモーラとの約束を果たし、引き金を引くだろうと提言したのだという。マクフィーリーはこれについて、「考えれば考えるほど、変えたほうが良いと思えてきた」と明かしている。
のちに、ソウル・ストーンを手に入れるためには愛する者を犠牲にしなければならないことを知ったサノスは、惑星ヴォーミアにて心から愛する娘であるガモーラを崖から突き落とした。このシーンの他にも『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、目的を達するために愛する者の命を奪わざるを得ない状況が数多く発生する。恋仲のヴィジョン(ポール・ベタニー)を自らの手で破壊したスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)もその一人だ。
「サノスも(スター・ロードと)同じ選択を迫られ、選んだ結果成功を手にします。ワンダものちに(ヴィジョンに対して)同じ選択をする。多くのキャラクターが、苦しい選択を迫られるのです。」
スクリーンから目を背けたいほどの衝撃的な場面が続いた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。なおクリストファー・マルクスとスティーブン・マクフィーリーの口からは、このほかにも衝撃的な発言が次々と飛び出している。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、2018年4月27日より全国の映画館で公開中。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://cpn.disney.co.jp/avengers-iw/
Source: BuzzFeed