全世界で5億ドル超え狙う!『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』初動興行収入、公開直前の最新予測が発表される

いよいよ、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の全世界での劇場公開が間近に迫ってきた。中国・ロシアでは少し遅れての封切りとなるが、韓国・フランス・オーストラリアでは2018年4月25日(現地時間)から、日本や米国では4月27日から、上半期最大の“お祭り”がついに始まることとなる。
米国メディアは世界公開に先がけて、本作のオープニング興行収入(3日間)を相次いで発表。かねてより話題になっている、米国初動興収のNo.1作品『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)を超えることはできるのか……?
まずは全世界で5億ドル突破目指す
米Deadline誌は、米国・全世界の両方についてオープニング興収の予測を発表している。いわく、国内では公開後3日間で2億1,600万~2億3,500万ドルが有力とのこと。『フォースの覚醒』が持つ2億4,800万ドルを超えるのは難しいという予想だが、同時にうまくいけば2億7,500万ドルに達する可能性があるとも記されている。先日、米Box Office Proが予測した2億3,500万~2億5,500万ドルという数字に比べればかなり消極的な見方といっていいだろう。
また同誌は、海外での初動興収について2億5,600万ドル~2億6,300万ドルと予測。米国内と同じく、成功すれば2億7,500万ドルに達するという見方も示している。
Deadline誌による『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の初動興収予想は、全世界合計で4億7,200万ドル~4億9,800万ドル。5億ドル超えも十分射程に入っているといっていいほか、国内外で2億7,500万ドル以上を稼ぎ出した場合、5億5,000万ドルという恐るべきスタートとなる。巨大市場である中国を外してもなおこの勢い、いかに本作への注目度が高いかがうかがえるというものだ。
ところが各誌の報道からは、アナリストたちの困惑がうかがえる。『ブラックパンサー』(2018)が事前予測をはるかに上回る大ヒットを記録したためか、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でも「何が起こるかわからない」という共通認識があるのかもしれない……。
たとえば米Variety誌は、DeadlineやBox Office Proとはまた異なる米国興収予測を発表している。同誌は2億2,500万ドル~2億4,500万ドルと予想、2億5,000万ドルを超える可能性もあると伝えたのだ。DeadlineとBox Office Proの中間を狙った数字だが、Deadlineの2億7,500万ドルほど最大値の予想は大きくない。いずれにせよ、VarietyもDeadlineと同じく『フォースの覚醒』超えは容易ではないと見ているのである。
果たしてアベンジャーズがスター・ウォーズを倒せるのかどうか、その結果はあと数日で明らかになる。映画ファンからは『フォースの覚醒』を超える注目を集めているという本作は、世界でどんな成績を示すことになるだろうか。もっとも恐ろしいのは、さらなる仕掛けが用意されているであろう『アベンジャーズ』第4作(正式タイトル)が約1年後にスタンバイしていることである……!
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://cpn.disney.co.jp/avengers-iw/