『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』監督、再び大胆予告 ― 「大きな悲しみが待っている、覚悟してほしい」

マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』には、以前から不穏な雰囲気が漂っている。2017年7月、アンソニー&ジョー・ルッソ監督は「強い衝撃に備えてほしい」「あらゆるものには終わりが来るべき」と発言。同年11月には、「誰を殺していいのか知っていた」と述べたのである。
こうした発言の数々から推察されるのは、多くの観客に愛されてきたヒーローが、本作あるいは『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』で退場する可能性だった。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の劇場公開を控えた今、監督はファンに対してさらなる“予告”を繰り出している。2018年4月8日(現地時間)、英ロンドンにて行われたイベントの会場にて、ジョー監督は英Metro誌にこう話したのだ。
「こういうことですよ。サノスは止められないヴィランなんです。ほとんど無敵も同然で、高い知性を――天才的な知性を――持っている。この世界(マーベル・ユニバース)におけるチンギス・ハーンのような存在で、彼を止めるには大きな犠牲を払うことになります。彼ら(ヒーローたち)が、その代償をすすんで支払うかどうかを見なければならない。それこそが、これらの映画(2作品)で本当に重要なところなんです。」
たとえば『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)でも、ソーたちがまともに太刀打ちできない能力を持つヘラを相手に、ヒーローたちはある代償を払うことになっていた。そうしたテーマ自体は、いくつかのマーベル・シネマティック・ユニバース作品に通底するものといっていいだろう。もっとも『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の場合、その代償が何であるかを予測するのが一番恐ろしいわけだが……。
「つまり、覚悟しておくべきなんです。みなさんには覚悟をしておいてほしい、たくさんのサプライズがありますから。たくさんのユーモア、それから大きな悲しみが待っていますよ。」
史上最凶のヴィラン、サノスを相手にヒーローたちはどう戦うのか、そしてどんな展開が待っているのか……。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はもちろん、2019年春公開の『アベンジャーズ』第4作までまったく気が抜けないことになりそうだ。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw.html
Source: Metro