『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ハルク&ロケットは「楽しい関係」に ― ソーとのタッグは「ヘンテコ」

マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成として製作されている映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、おなじみアベンジャーズのメンバーと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ(2014, 2017)のキャラクターがついにスクリーンで顔を揃えることになる。どんな顔合わせが実現するのかはまだ未知数だが、出演者たちは今後の対面について口を開き始めているようだ。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』の公開を控えたブルース・バナー/ハルク役のマーク・ラファロは、『ガーディアンズ~』チームとの対面について米USA Today誌で語っている。
ハルク&ロケット、ハルク&ソー
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の見どころは、単なる『アベンジャーズ』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクロスオーバーではなく、従来登場したマーベル・キャラクターが一堂に会するところにある。『アベンジャーズ』(2012)や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)には出てこなかったスパイダーマンやドクター・ストレンジ、ブラックパンサーといった新ヒーローも活躍することになるのだ。
マークは「ユニバースが全部合流するなんて、それ自体が視覚的なギャグみたい」だと語っている。壮観すぎて笑えるような場面が撮影現場では実現しているのだろう。そんな中で、ハルクの新しい“友人”となるのがロケット・ラクーン(声:ブラッドリー・クーパー)だというのだ。
「二人はすごく楽しい関係ですよ。そもそも一番大きいヒーローと一番小さいヒーローなんです、同じ画面に収まってることが見事だし笑えますよね。」
とはいうものの、まずブルース・バナー/ハルクがMCUで本格的なタッグを組むことになるのは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』でのソー(クリス・ヘムズワース)だ。これまで『アベンジャーズ』シリーズで“チームの一員”としての印象を強く残してきたハルクは、ソーとの一対一の関係をどのように結ぶことになるのか……。マークは、ハルクとソーの組み合わせを「ヘンテコ」だと形容する。
「ハルクの巨大さと思考の単純さ、それからソーのこの世のものとは思えない、神のごとき無邪気さ。バナーとソーが手を組むことは、最低のスーパーヒーローと最上のスーパーヒーローが一緒にいることなんです。すごくバカバカしくて、マヌケで、素晴らしいですね。もちろんバカ騒ぎになりますよ。」
ひとつだけ確からしいのは、ソーにしろロケットにしろ、ハルクと組み合わせれば予想外の化学反応が起こるということだろう。ちなみに予告編でも明かされているように、『マイティ・ソー バトルロイヤル』からハルクは言葉を話せるようになる。アクションシーンのタッグのみならず、本編では二人のやり取りにも注目してほしい。
映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は2017年11月3日より全国ロードショー。なお『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国公開される。
Source: https://www.usatoday.com/story/life/movies/2017/10/31/hulks-back-5-things-know-mark-ruffalos-incredible-return-thor-ragnarok/814420001/
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