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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』注目度で『フォースの覚醒』超え、この夏一番観たい映画に

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
© 2018 MARVEL

全世界待望の劇場公開を間近に控える中、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のさらなる大ヒットが期待される情報が飛び込んできた。なんと映画ファンのほぼ2人に1人が本作を「一番観たい作品」に選んでおり、注目度で『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)を超えたというのである。

2018年4月27日、今年の夏が始まる

Wall Street Journal誌は、今後公開される映画の注目度調査によって、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が「スター・ウォーズ」やその他の大作映画をしのぐ注目を得ていたと伝えた。全体の45%、すなわちほぼ2人に1人が、本作を「一番観たい」作品に選んだのだ。
なお劇場公開を控えた同時期の同一調査で、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は映画ファンの33%が「一番観たい」と回答。こちらはおよそ3人に1人の割合となっている。

また米国最大のチケット販売サイトFandangoは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が「この夏一番楽しみな大作映画」に選出されたことを発表。このランキングは本作の封切られる4月27日以降に公開される作品が対象で、第2位の『デッドプール2』(6月1日公開)や第3位の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)など数々の話題作を抑えて堂々の貫禄を見せつけた。
もちろん、4, 5月を「夏」と捉えるかどうかは賛否が分かれるところではないだろうか。しかし、ここはこのように考えよう。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』から2018年の夏が始まるのだと。

現在、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は米国にてオープニング興収記録の更新が期待されている。最高記録を保持する『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)の2億4,800万ドルに対し、本作は2億3,500万~2億5,500万ドルの初動興収が見込まれており、記録更新の可能性は高い。

ただしWSJ誌によれば、本作のチケット前売セールスは5,000万ドルを突破したところで、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)の前売記録にはまだ達していないという。公開2週間前の時点で、マーベル・シネマティック・ユニバース過去7作品の合計売上額をしのぐセールスを達成していたものの、今後公開までにどんな推移を示すかがポイントといえるだろう。
一方、2018年4月26日(米国時間)に実施される前夜祭上映(オープニング・ナイト・スクリーニング)のチケットはすでに完売。日本でも前夜祭のチケットは発売後数分で売り切れたが、本国ではそれ以上の盛り上がりを示しており、米国の映画館は27日午前2時30分開始の上映回などを追加しているという。

なお全世界同時公開がうたわれている『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』だが、海外最大市場である中国では少し遅れて5月11日、第9位の市場であるロシアでは5月3日の公開予定だ(ともに現地時間)。全世界興行収入の初動記録に、この時間差がどう出るかはまだわからない……。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw.html

Source: WSJ, EW
© 2018 MARVEL

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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