『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』監督がヒーローの退場を示唆?「ファンは衝撃に備えてほしい」

【注意】
この記事には、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレになりうる情報が含まれています。
2019年7月19~23日(現地時間)に開催された米国「サンディエゴ・コミコン2017」の会場にて、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を手がけるジョー・ルッソ監督(アンソニー・ルッソ監督と共同)が気になる発言をしている。
MTVの取材で、ルッソ監督は本作でメイン・キャラクターが退場することを示唆したのだ。
ヒーローに忍び寄る死の影?
MTVのインタビュアーは、ジョー・ルッソ監督にこの上なく直接的な質問をしている。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のメイン・キャラクターが劇中で死亡する可能性について尋ねたのだ。するとジョー監督は、質問を肯定も否定もしなかったものの、言葉を選びながら「強い衝撃」が待っていることを約束したのである。
「ファンのみんなには、これらの映画(『インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ』第4作)では強い衝撃に備えてほしい。兄(アンソニー監督)と僕は、リスクを取るほうが良いと信じているんだ。価値を失わないためには、あらゆるものにいつか終わりが来るべきだと思う。観客には覚悟をしておいてほしいな」
先日開催された「D23 Expo 2017」、そして「サンディエゴ・コミコン2017」では本作の予告編が上映されているが、その内容はかなり不穏な雰囲気をまとったものだったようだ。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)でヒーローたちの最期が予感されてから約3年、トニー・スタークの見たイメージがついに現実となってしまうのだろうか。
ちなみにマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、ジョー監督と同じく「死の可能性」を肯定も否定もせず、本作『インフィニティ・ウォー』が従来通り明るい側面を十分にはらんだ映画であることを宣言している。
「あらゆる意味でエモーショナルな映画になるよ。どの映画でも挑戦しているように、笑いや心温まる要素、それからユーモアも入れたいんだ……『インフィニティ・ウォー』には、そのすべてがある」
つまるところ、『インフィニティ・ウォー』で何が起こるのかは未だまったく予想がつかない。ルッソ監督が、本作を過去10年にわたるマーベル・シネマティック・ユニバースの「最終章」と呼んでいるあたり、やはり何らかの“終わり”がやってくることには違いなさそうだが……。いずれにせよファンに必要なのは、「衝撃に備えてほしい」という言葉通り、想像を超えるものが眼前に現れることへの覚悟だろう。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー。
Sources: http://comicbook.com/2017/07/23/avengers-infinity-war-major-death/
https://www.comicbookmovie.com/avengers/avengers_infinity_war/avengers-infinity-war-joe-russo-and-kevin-feige-tease-that-death-is-coming-for-our-heroes-a152804
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ