トム・クルーズ主演『ジャック・リーチャー』R指定でシリーズ継続が模索されていた ─ 「トムらしくない」別企画も計画中

トム・クルーズ主演映画『ジャック・リーチャー』シリーズがR指定作品として継続される構想があったようだ。一体、どんな作品に仕上げられる予定だったのだろうか……。
アメリカ陸軍内部調査部の元エリート軍人ジャック・リーチャーが繰り広げる本シリーズは、2012年に『アウトロー』、2016年に『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』が公開された。この度、英Empireにて、『アウトロー』を手掛けたクリストファー・マッカリー監督は、「シリーズを継続するにあたって、ポスト『デッドプール』、ポスト『ジョーカー』のような作品にしたいとトムと話してました」と構想を明かしている。「実現すれば、R指定作品にも、R指定シリーズにも成り得ましたし、原作小説のように過激な要素を取り入れた作品になったでしょう。そっちに進む準備も出来ていました」。
マッカリー監督は構想については過去形として語っている。実現に至らなかった真相は定かでないが、前作の世界興行収入が思うように振るわなかったことや、原作者リー・チャイルドが映画版のキャスティングについて不満を抱いていたことが要因の一つなのかもしれない。
もっとも、今回マッカリー監督は別企画の存在についても明かしている。「さらにトムらしくないキャラクター(Un-Tom Character)の企画が存在します。[中略]現在、話し合っていることは、(ジャック・リーチャーの件とは)比べ物にならないようなものですよ。自分自身、非常に楽しみにしています」。
Source: Empire