ジェイミー・フォックス、『ミザリー』リメイクと『オーシャンズ11』黒人版の脚本を独自に執筆 ─ 創造の源は就寝中に見る夢?

俳優のみならず歌手など、幅広い分野で知られるジェイミー・フォックス。ロバート・ダウニー・Jr、ジェラルド・バトラー、ベニチオ・デル・トロら豪華俳優陣が集結した『All-Star Weekend(原題)』では監督業にも初挑戦しており、底知れない活躍ぶりをみせている。常に創作について考えているであろうフォックスは、アイデアが夢にまで出てくるようだ。
“夜に寝て朝に起きる”という規則正しい生活が、いかに人生にとって大切なことなのか。Men’s Healthのインタビューにてジェイミー・フォックスは、就寝中に見る夢が、彼の創造の源に繋がることを明かしている。アイデアが夢の中に出てくるとのことで、そこから「『オーシャンズ11』の黒人版や、『ミザリー』を書き直すことにした」のだという。
『オーシャンズ11』黒人版の詳細については言及されていないが、『ミザリー』のアイデアは少しばかり説明されている。『ミザリー』とは、スティーヴン・キングによる小説で、事故で重症を負った著名作家が熱狂的な愛読者に助けられるも、次第に彼女の狂気が牙を剥き始めるという内容の物語だ。1990年には、『スタンド・バイ・ミー』(1986)のロブ・ライナー監督により映画化もされていた。
スティーブン・キングのサイコ・ホラー小説を再構築するにあたり、フォックスはあるチャリティーオークションでの思い出が彼に影響を与えたと説明。このオークションというのは、フォックスと共に同じ時間を過ごすことが出来るという内容のもので、あるカップルが同権利を落札したのだという。
「俳優がお金よりも好きなものを知っていますか?褒め言葉です。30分しかいない予定だったのですが、結局のところ、2時間も一緒に過ごして、『Ray/レイ』の曲なんかも披露しましたよ。ただその後、奇妙なことが起きたんです。だから、それを基にして執筆しました。」
結局のところ、夢に出てきた内容については明らかにされていない。ただ、フォックスが言うように実体験が影響を与えたのだとすると、夢に登場した内容と組み合わせて脚本を作り上げたということかもしれない。いずれにせよ、夢に出てきたものを脚本にしようと思う、その創作力には驚かされるばかりだ。
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Source: Men’s Health