「スーパーナチュラル」サム役ジャレッド・パダレッキ、スーパーマン役のスクリーンテスト受けていた

人気“超常現象”ドラマ「スーパーナチュラル」(2005-)のサム・ウィンチェスター役としてお馴染みのジャレッド・パダレッキが、スーパーヒーロー俳優として一躍名を馳せていたかもしれない。パダレッキによれば、同シリーズがスタートする直前の2004年に企画されていた『スーパーマン』映画にスーパーマン/クラーク・ケント役でオーディションに参加していたという。
「スーパーナチュラル」最終シーズンの撮影を2020年9月上旬に終えたばかりのパダレッキは、DCドラマ「ヤング・スーパーマン」(2001-2011)レックス・ルーサー役などで知られる俳優マイケル・ローゼンハイムがホストを務めるYouTube番組に登場。身長190センチ超えという恵まれた体型の持ち主であるパダレッキは、演じてみたいスーパーヒーローの話題になると、DCコミックスの看板ヒーロー、スーパーマンのオーディションを過去に受けたことを明かした。
「小さな企画じゃなくて、2004年の映画企画でスクリーンテストに参加したんです。マックG監督の時ですね。当時は『蝋人形の館』(2005)の撮影中だったから、オーストラリアからロサンゼルスに向かいました。スーツとか全部着ましたよ。」
パダレッキが言う“2004年の映画”とは、『スター・トレック』『スター・ウォーズ』シリーズなどで知られるJ・J・エイブラムスが2002年頃から企画していた『Superman: Flyby(原題)』というスーパーマン映画。監督候補として『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのマックGや『X-MEN: ファイナル ディシジョン』(2006)ブレット・ラトナー、スーパーマン役候補としてポール・ウォーカーやジュード・ロウらが検討されていたが、最終的に頓挫している。ともかく、スクリーンテストを受けたということは、パダレッキがスーパーマン役の最終候補だったということだろう。
実際にスーパーマンのスーツを着たというからには、その姿を捉えたオーディション時の写真は残っていないのだろうか?パダレッキいわく「写真を撮れないように携帯を取られてしまった」という。
なお、「演じてみたいスーパーヒーロー」の名としてパダレッキが答えたのは、マーベル・コミックに登場するヴィラン・キャラクターのナイトホークだ。なんでも「ナイトホークが自分にぴったりなんじゃないかとどこかで聞いた」のだとか。同キャラクターについては、「楽しそう」と前向きな様子だ。ちなみに、パダレッキは次回作として「炎のテキサス・レンジャー」(1993-2001)のリブート版ドラマ「Walker(原題)」で主演を務めることが決定している。
Source: Inside of You with Michael Rosenbaum