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ブラック・ウィドウ役スカーレット・ヨハンソン、マーベルとの仕事は「終わった」 ─ ペッパー役グウィネス・パルトロウも

ブラック・ウィドウ
(c)Marvel Studios 2021

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でブラック・ウィドウ役を演じてきたスカーレット・ヨハンソンが、MCUの仕事は「終わった」との認識を改めて明言した。

ヨハンソンがブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ役を演じたのは、『アイアンマン2』(2010)から『ブラック・ウィドウ』(2021)までの約12年間。現時点でMCU作品への再登場予定はないが、それもそのはず、ナターシャは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で命を落としたのである。

このたび、同じくMCU作品でペッパー・ポッツ役を演じてきたグウィネス・パルトロウのポッドキャスト「The Goop Podcast」に出演したヨハンソンは、パルトロウから「(マーベルの仕事は)もう終わり?」と尋ねられると、「もう終わりました」と即答している。

物語に区切りがついて、私がやるべきことはすべてやったという感じです。ひとりのキャラクターを何度も何度も、10年以上かけて演じ続けるのは唯一無二の経験でした。」

ヨハンソンとパルトロウは、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長による仕事ぶりをともに絶賛。今度はヨハンソンが、パルトロウに「あなたも(ペッパー役は)もう終わったんですか?」と尋ねると、「終わったと思いますよ。私は死んでいないので、いつでも呼べる状態ですけど」と答えた。トニー・スターク不在の今、ペッパーも再登場の予定はないということだろう。

もっとも、ヨハンソンはパルトロウに「いつか戻ってくるかもしれないですね」と一言。これにパルトロウが「ほんとに? 64歳になったペッパー・ポッツ……最高だな」と答えると、ヨハンソンも「絶対ありますよ、私にはわかる。彼らはあなたを絶対に離さないでしょうね」と応じた。

現在、MCUはマルチバースの概念を前面に押し出した“マルチバース・サーガ”を展開中。神聖時間軸のブラック・ウィドウは亡きものとなってしまったが、別の宇宙からナターシャを召喚するなら、理論上はヨハンソンの再演も可能だろう。ただし、アニメ作品「ホワット・イフ…?」(2021-)にもナターシャは登場したが、同作で声優を務めたのはヨハンソンではなくレイク・ベル。したがって今後の再登場のハードルは高そうだ。

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Source: The Goop Podcast, Insider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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