スカーレット・ヨハンソンがドラマ本格デビュー、子役時代に出演した『理由』原作を自身主演で再映像化

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『アベンジャーズ』シリーズのブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ役などで知られるスカーレット・ヨハンソンが、Amazon Prime Videoのリミテッドシリーズ「Just Cause(原題)」でドラマ界に本格進出することがわかった。
米Deadlineによると本企画は、1992年に米国で出版されたジョン・カッツェンバック原作の同名小説をドラマ化するシリーズ。原作は、マイアミの新聞社で出世を目指す社説担当記者のマット・コワートが死刑囚の最期を取材するために派遣され、事件の背景に隠された謎に気付いていくというストーリー。ドラマ版では主人公が男性から女性に置き換えられ、ヨハンソンはマディソン・“マディ”・コワート役で主演する。
同小説は、1995年に『理由』というタイトルで映画化されており、子役時代のヨハンソンは主人公の娘ケイティー役で出演していた。この映画版は設定が変更され、主役はハーバード大学の法学部教授ポール・アームストロング(演:ショーン・コネリー)となっている。映画版とドラマ版に出演するヨハンソンは、この原作と非常に縁が深いと言えるだろう。
脚本を担当するのは、「ノット・オーケー」(2020)でクリエイターを務めたクリスティ・ホール。ヨハンソンとホールは、数多くの音楽ドキュメンタリー映画・ドラマシリーズでプロデュースを手がけたジョナサン・リアとキーナン・フリン、「サムの息子たち:狂気、その先の闇へ」(2021)のザラ・ダフィと製作総指揮も兼任する。
これまでにヨハンソンは、「アントラージュ★オレたちのハリウッド」シーズン1(2004)に本人役でゲストとして登場したほか、「The Client(原題)」シーズン1(1995)に1話で出演。「Just Cause(原題)」が本格的なドラマデビュー作となる。
Source:Deadline