キアヌ・リーブスが『ジョン・ウィック』シリーズを60秒で説明する動画が公開

間もなく米国公開を迎えるキアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック』シリーズ第4作『ジョン・ウィック:チャプター4(原題)』。スケールもアクションも更にパワーアップしていると評判だが、過去3作品を復習していないし……と不安を感じる人もいるかもしれない。そんな想いを払拭させてくれるキアヌ本人による紹介が作品の公式Twitterアカウントにて公開されている。60秒でこれまでの『ジョン・ウィック』が理解できてしまう、嬉しいダイジェストをご覧あれ。
かつてその名を轟かせた凄腕の殺し屋ジョン・ウィックが愛するものを奪われたことから、裏社会へ戻り復讐を遂げる『ジョン・ウィック』シリーズ。日本のマーシャルアーツや香港のカンフー、マカロニウェスタンなど監督のチャド・スタエルスキが影響を受けた各国のアクション文化や伝統が色濃く反映されるシリーズは作品を追うごとに人気も過熱。最新作となる第4作が公開を迎えるにあたって、「過去3作品を見たことがない?ご心配なく。キアヌが60秒で理解させてくれます」とプレゼン動画を投稿した。
「チャプター1。かつて殺し屋だったジョン・ウィックは車を盗まれそうになり、亡き妻が残した子犬を殺されてしまいます。復讐しようともがくジョンはコンチネンタルホテルで次々と暗殺し、ロシアンマフィアも倒します。そして新たな子犬を見つけて連れて帰りました」
手短に簡潔に全貌をまとめ、第2作『ジョン・ウィック:チャプター2』の紹介に続く。
「ジョンはイタリア系マフィアのサンティーノの元に戻りました。サンティーノは『主席連合』に就任しようとしている、彼の姉を殺すようジョンに命じますが、ジアナが自ら命を断ってしまい、ジョンは責任を取ることにします。主席連合はジョンに賞金を賭けたのです。破門され、契約もない。我が身を守れ!ジョンはコンチネンタルホテルを訪れ、サンティーノを殺します。コンチネンタルの掟を破ったジョンは逃亡者となったのでした」
追われる身となったジョンの行方が気になるところで、第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』へと畳みかける。
「ジョンの破門が効き始めます。かつての犯罪組織『ルスカ・ロマ』にニューヨークで襲撃されます。ウィンストンはジョンの死を捏造しますが……。」
この60秒紹介動画の中では、ところどころでタイマーがストップしてキアヌ がコメントを加えている。残り5秒33というところでは、キアヌが「分からない……ジョンの死が捏造……。ウィンストンはつかめない人物なんです」と説明する間、カウントダウンがストップ。続いて「ジョンはバワリー・キングに助けられ、主席連合への復讐をともに誓うのでした。もう『ジョン・ウィック:チャプター4』への準備は万端ですよ」と締めくくられる。60秒と非常にスピーディながらも、キアヌの熱量高い紹介によりシリーズのエッセンスが伝わる内容になっている。
Haven’t seen the first 3 #JohnWick movies? Don’t worry. Keanu Reeves gets you up to speed in 60 seconds. pic.twitter.com/4fDmN1kQ8T
— John Wick: Chapter 4 (@JohnWickMovie) March 8, 2023
『ジョン:ウィック:チャプター4』では、ジョン・ウィックが自らの懸賞金の額がますます高くなる中、ニューヨークやパリ、日本、ベルリンなどを股にかけて主席連合への戦いに挑む。出演者にはキアヌ・リーブスのほか、バワリー・キング役のローレンス・フィッシュバーン、シャロン役のランス・レディック、ウィンストン役のイアン・マクシェーンが続投。新キャストとして清水役で真田広之、ケイン役でドニー・イェン、グラモン侯爵役でビル・スカルスガルドが参戦。『密航者』(2021)のシャミア・アンダーソン、日本出身で歌手のリナ・サワヤマ、『ドクター・ストレンジ』(2016)のスコット・アドキンス、『ハイランダー 悪魔の戦士』(1986)のクランシー・ブラウンも加わる。
映画『ジョン・ウィック:チャプター4(原題)』は2023年3月24日にUS公開予定。
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