『ジョン・ウィック』、元は別タイトルだったがキアヌがあちこちでジョン・ウィックと言いまくるから変更されていた

今やキアヌ・リーブスの代表作となった人気アクション・シリーズ『ジョン・ウィック』は、実は当初全く異なるタイトルだったという。
『ジョン・ウィック』と聞けば、今では孤独な殺し屋ジョン・ウィックさんのエクストリームな戦いが脳裏に浮かぶ。ところが、このシリーズは元々『Scorn(スコーン)』というタイトルになる予定だったのだ。名付けたのはシリーズの脚本家、デレク・コルスタッド。「タイトルが『ジョン・ウィック』になったのは、キアヌがずっと『ジョン・ウィック』って言い続けていたからなんですよ」とComicbook.comに語っている。
このエピソードは、2014年のシリーズ1作目公開時から語られていたものだ。脚本家のデレクが『スコーン』というタイトルをつけていたものの、キアヌがジョン・ウィックという名前をたいそう気に入り、『ジョン・ウィック』という映画を作っているんだと色んな人に言いまくっていたため、プロデューサーがタイトルを変更した、という記録が残っている。
キアヌがあまりにも『ジョン・ウィック』とあちこちで言うものだから、「マーケティングの人たちが、“こりゃ400〜500万ドルくらいの広告宣伝効果があるぞ”ということで、『スコーン』じゃなく『ジョン・ウィック』になったんです」とデレク。「今となっては、もし『スコーン』だったらというのが想像できません。」
ちなみにジョン・ウィックの名は、実はデレクのおじいちゃんの名前が由来。2014年時点で88歳だったジョン・ウィック(本物)は、「デレクがそんなことをしとると知った時はたまげたが、ワクワクした」とインタビューに答えていた。「こういうタイプのキャラクターにわしの名前が使われて…バイキングみたい」と喜んでいたようだ。
Source:Comicbook.com,Crusader Connection(archive),nbc15.com