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『ジョン・ウィック4』真田広之VSドニー・イェン戦は「日本のやり方」対「香港アクション」と監督 ─ 2人が凄すぎてもう全部任せちゃったらしい

Cecilia Wang - Donnie Yen and Bullets Film https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%82%A7%E3%83%B3#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Donnie_Yen_Formal.jpeg

キアヌ・リーブス主演の人気アクションシリーズ最新作『ジョン・ウィック:チャプター4(原題)』米予告編が公開されると、ファンはキアヌ・リーブスのキレキレアクションもさることながら、日本から参戦した真田広之と、香港のアクションスターで“宇宙最強”ドニー・イェンの超絶バトルシーンに注目している。

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真田広之は“ワタナベ”という名の重要人物を演じるといい、ドニー・イェンはジョン・ウィックとの旧友ケインを演じる。予告編映像では、真田とドニーが闘うシーンが見られるが、この対決は劇中でもキーモーメントとなるようだ。チャド・スタエルスキ監督は米Colliderに、真田とドニー・イェンには決闘シーンがあると認め、その手応えをこう話している。

「真田広之とドニー・イェンですからね。そりゃもう最高ですよ。アクション出身の人たちで、しかも2人とも演技を愛していますし、そういう人たちが集まると、似たような糸で結ばれるから面白い。

でも、型に嵌まるのも嫌がる。新しいことをやりたがるんですね。気合がすごかった。同じことはやりたくないですよ、ということで。自分が得意なスタイルでやってみよう、ってことじゃなくて。」

監督によれば、どうやらこれは日本アクションVS香港アクションの、国やジャンルを超えたバトルになりそうだ。「真田広之は日本式のやり方が得意です。とにかく、精確」と表現した監督は、続けて「ドニー・イェンはね、香港アクションそのものですから」と、互いのスタイルの違いに着目。「とにかく、すごいものを作って、あとは当日の勢いでいこうという感じで。だからあの2人を組み合わせて、その場のミックス感を出していくのが、もう本当に楽しくてね。」

真田もドニーも、演技やアクションの面で大ベテランである。撮影現場でこの二大スターはどのような様子だったのか。

「2人とも楽しそうでしたよ。お互いにリスペクトがあってね。めちゃくちゃ礼儀正しいし、実際こっちにも振り付けやなんかのアイデアがいっぱいあったのに、結局2人がすごくうまくやってくれて。僕なんてね、それを見ながら『もういいや、やっぱもう黙ろう、2人に任せるわ』って感じでしたから」。

『ジョン・ウィック:チャプター4(原題)』は2023年3月24日、US公開。

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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