『ジョーカー』続編、トッド・フィリップスが共同脚本に就任か

2019年に公開され一世を風靡したDCコミックス原作映画『ジョーカー』の続編企画が水面下で進められているようだ。
業界大手誌の米The Hollywood Reporterは以前にも「ワーナー・ブラザーズはトッド・フィリップス監督と再登板に向けた話し合いに入っている」「主演のホアキン・フェニックスにも続編についての提案がなされている」と報じていたが、同誌はこの度新たにフィリップス監督が続編の脚本家に就任する旨を伝えている。
これが判明したのは、ハリウッドで活躍の100名の弁護士を紹介する、業界向け特集記事でのこと。ザック・スナイダーやエイミー・ポーラー、ポール・フェイグ、J・A・バヨナをクライアントに持つウォーレン・ダーン弁護士の仕事を紹介するくだりで、「トッド・フィリップスが『ジョーカー』次回作の共同脚本として契約を結んだ」と触れられている。
『ジョーカー』1作目では、トッド・フィリップスとスコット・シルヴァーが共同で脚本を手掛けた。本記事でも「共同脚本」と伝えられているから、フィリップスのほかにも脚本家が加わるものと見られる。なお、監督としての就任状況や、主演ホアキン・フェニックスの続投については明らかになっていない。
かつてフィリップスはホアキンと「続編の話をしたことはある」と話していた。いまフィリップスの頭の中には、いかなる構想が浮かんでいるのだろう。