『ジョーカー』国内映画ランキングで3週連続No.1、『スパイダーマン3』以来12年ぶり、再び快挙達成 ─ 動員180万人超え、興収30億円目前

ホアキン・フェニックス主演、“狂気の犯罪王子”の誕生を描いたDC映画『ジョーカー』が、日本国内の週末映画ランキングで3週連続のNo.1を獲得したことがわかった。アメコミ映画として、この記録は『スパイダーマン3』(2007)以来12年ぶり。前週に続き、再び新たな快挙達成となった。
世界各国で異例の快進撃を続けている『ジョーカー』は、日本においても、米国メディアが注目するほどのヒットを継続中。2019年10月4日(金)に公開された本作は、3週目を迎えた週末に、動員数184万5,043人、興行収入27億2,015万7,750円という成績を打ち立てた。興収30億円を目前に、週末ランキングでは3週連続のNo.1となっている。映倫区分「R15+」(15歳未満の鑑賞禁止)指定を受けた作品としては、まさに異例中の異例と言えるだろう。
アメコミ映画ファン、映画ファンのみならず、映画館での映画鑑賞から遠ざかっていた層をも巻き込む話題となっている『ジョーカー』には、SNS上でも「20年ぶりに映画館で映画観る」「レンタル&Netflix派なので13年ぶりの映画館です」といったコメントも確認できるほど。長らく映画館に足を運んでいなかった観客からも「面白かった」「最高でした」など、満足のコメントが投稿されている。すでに5回以上鑑賞しているという熱狂的なリピーターも続出しており、「ここ10年でも最高の映画」との声も聞かれるほどだ。
主人公アーサー・フレック/ジョーカー役として、圧倒的な演技でアカデミー賞最有力との呼び声も高いホアキン・フェニックスは、「僕にとって特別な映画。人々の反応はそれぞれ違うでしょうし、実に多くの感じ方があると思います。僕はそういうところに惹かれたんです」とコメント。SNSなどで議論が生まれているように、さまざまな捉え方ができる作品であることを強調している。「いろんな考え方を持つ人々が楽しめる映画が好きなんです。この映画は、さまざまな人の期待に応えられる作品だと思います」。
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映画『ジョーカー』は2019年10月4日(金)より全国公開中。