『ジョーカー』国内興収30億円を突破 ─ 公開から19日間で達成、最終興収50億円も視野に

ホアキン・フェニックス主演、“狂気の犯罪王子”の誕生を描いたDC映画『ジョーカー』が、2019年10月4日(金)の劇場公開から19日間で国内興行収入30億円を突破したことがわかった。週末映画ランキングで、アメコミ映画としては『スパイダーマン3』以来12年ぶりとなる3週連続No.1を獲得したことに続き、まだまだ『ジョーカー』旋風はとどまるところを知らない。
今回の発表によると、『ジョーカー』は10月22日(火・祝)までの劇場公開後19日間で、動員数207万8,744人、興行収入30億5,826万6,450円を達成。公開37日目に興収30億円を突破した『インセプション』(2010、最終興収34.8億円)よりも18日間早く、また公開23日間での突破となった『チャーリーとチョコレート工場』(2005、最終興収53億円)よりも4日間早く大台突破を達成。すでに最終興収50億円も射程圏内となった。アメコミファンやリピーターの枠を超えて、本作でジョーカーを初めて知る観客にも受け入れられ、口コミで話題が広がった結果といえよう。

コミック映画の域を超え、歴史を変えるほどの圧倒的な完成度から、すでに多くのリピーターを生んでいる本作は、SNS上に多くの感想が飛び交い続けている。深く描き込まれた人間ドラマに感動したとの声や、「過去作品を知らないのに入り込めた」「アメコミ超初心者だったんだけど、むしろ先入観なくて良かったかも」と、『バットマン』やDCコミックスを知らない観客からの絶賛もあふれている。多様な解釈を許す作品性ゆえ、繰り返し劇場に足を運ぶ観客も後を絶たない状況だ。
映画『ジョーカー』は2019年10月4日(金)より全国公開中。
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