DC単独映画『ザ・ジョーカー』にホアキン・フェニックスが出演交渉中!『スーサイド・スクワッド』ジャレッド・レトとは別路線

DCコミックス原作、狂気の犯罪王子ジョーカーのオリジンを描く映画『ザ・ジョーカー(仮題)』に、『グラディエーター』(2000)や『her/世界でひとつの彼女』(2013)のホアキン・フェニックスが出演する可能性が浮上した。米国時間2018年2月8日、米Variety誌など複数メディアが報じている。
『ザ・ジョーカー』は1980年代を舞台にしたストーリーで、いわゆるアメコミ映画らしいタッチではなく、現実的なトーンの犯罪ドラマになると伝えられている。監督・脚本を務めるのは『ハングオーバー』シリーズのトッド・フィリップス。『8マイル』(2002)を執筆したスコット・シルバーも共同脚本として加わる。
新ジョーカー、ホアキン・フェニックスが契約交渉中
Variety誌によると、ホアキンは現在、ジョーカー役についてワーナー・ブラザーズと契約交渉中。関係者からの情報では、2017年にトッド・フィリップス監督とホアキンは面談を済ませており、フィリップス監督はホアキンをジョーカー役の第一希望に選んでいたという。なお、これについてワーナーはコメントしていない。
これまで『ザ・ジョーカー』は、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)や『ジャスティス・リーグ』(2017)などのDC映画ユニバースとは世界観を別にした、独立した映画として製作されることが報じられてきた。
このたび情報を提供した関係者によれば、『スーサイド・スクワッド』(2016)でジャレッド・レトが演じたジョーカーは依然としてDC映画ユニバースに存在しており、ホアキンが演じる予定のジョーカーはレト版ジョーカーに一切影響しないという。
なお新たなジョーカー役については、過去レオナルド・ディカプリオが候補に上がっていたが、実現の可能性は低いとされていた。ジョーカー役がホアキンに決定するのも秒読みといったところか……。ちなみにホアキンは『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のレックス・ルーサー役、マーベル映画『ドクター・ストレンジ』(2016)への出演交渉が報じられたものの、いずれの作品も見送っている。満を持してのアメコミ映画出演となるのか、続報に留意していきたい。
(文:まだい)
Source: http://variety.com/2018/film/news/joaquin-phoenix-the-joker-origin-movie-todd-phillips-1202692188/