映画で汚い言葉を最も多く発した俳優は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』ジョナ・ヒル、最新の調査で明らかに

放送禁止用語として英語圏では絶対禁句とされるF**kやsh*tなどの罵り言葉(swear words)。どの映画作品に罵り言葉が最も多く含まれ、どの俳優が映画で最も多く罵り言葉を発しているかという、普段なかなか知ることの出来ない貴重な調査が、英Buzz Bingoによって行われた。
Buzz Bingoは、3,500にも及ぶ映画作品の脚本の中から、“汚い言葉が使用された回数が最も多い映画作品”や“汚い言葉を発した回数が最も多い俳優”などの調査を実施。上位10位までを発表している。
まず、“汚い言葉が使用された回数が最も多い映画作品”においてトップの座を獲得したのは、巨匠マーティン・スコセッシ監督作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)で715回。これに続く形でアダム・サンドラー主演作『アンカット・ダイヤモンド』(2020)が646回で2位に、スコセッシ監督によるクライム映画『カジノ』(1995)が606回で3位にランクインした。
次に、“汚い言葉を発した回数が最も多い俳優”だ。本人たちにとって名誉あることなのかどうかはさておき、1位を獲得したのは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』やトッド・フィリップス監督の『ウォー・ドッグス』(2016)などで知られる実力派俳優ジョナ・ヒル。376回もの罵り言葉を発したと報告されている。ジョナの次に最も多いのは、『ディパーテッド』(2006)や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)などで知られるレオナルド・ディカプリオで、1位のジョナと僅差の361回。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で共演したジョナとともに、ペアでのランクインとなった。3位には301回で、出演作品で罵り言葉を連発することで有名なサミュエル・L・ジャクソンが続いている。
今回の結果を受けて、罵り言葉を最も多く発言した俳優としてトップの座を獲得したジョナは、自身のInstagramにて感謝(?)の気持ちを伝えている。
「多くの人に感謝です。スコセッシ監督、気を狂わしてくれてありがとう。そしてもちろん、偉大なるサミュエル・L・ジャクソン。恐れ多いです。(“新しいレポート”だって?どこの科学者チームが解明したんだろう?”)愛を込めて。」
ジョナの投稿には、複数の著名人が賛辞を送っている。ジョナ主演の『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(2007)で共演した俳優セス・ローゲンは「The Dream(夢だね)」と祝福。「glee/グリー」(2009-2015)などで知られる敏腕プロデューサーのライアン・マーフィー氏も「並外れた栄誉だよ」と褒め称えていた。なお、10位までのランキングはBuzz Bingoの公式サイトで確認することが出来る。
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Source: Buzz Bingo