『キングコング:髑髏島の巨神』監督、新作モンスター映画の企画を始動 ─ 『ブラックパンサー』マイケル・B・ジョーダン製作

映画『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)のジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督が、新作モンスター映画(タイトル未定)の企画を始動させたことがわかった。米The Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。
ジョーダン監督による本企画の詳細は不明だが、物語の舞台は自身の故郷であるミシガン州デトロイトになるとのこと。プロデューサーを『ブラックパンサー』(2018)や『クリード』シリーズの俳優マイケル・B・ジョーダンが務め、マイケルの製作会社Outlier Societyのアラナ・マヨも参加。『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)を手がけた製作会社New Regencyも企画に加わっている。なお2019年3月現在、脚本家の検討作業が行われているということだ。
これまでにもジョーダン監督は、できるかぎり作品の製作をデトロイトにて実施しており、2015年にミシガン州が映画への補助金プログラムを終了したあとも、映画製作をミシガン州に取り戻せるよう個人的に尽力してきたとのこと。またデトロイトの若者を対象とする、人々の可能性を伸ばすことを目的とした非営利団体「The Detroit Creativity Project」を設立するなど社会活動にも積極的に取り組んでいる。
青春映画『キングス・オブ・サマー』(2013)で映画デビューを果たしたジョーダン監督は、『キングコング:髑髏島の巨神』を経て、現在は人気ゲーム『メタルギアソリッド』の実写化企画も進行中。監督によれば、映画版『メタルギアソリッド』はキャスティングの段階に至っていないといい、今回報じられたモンスター映画とどちらが先に実現するかはわかっていない。なおジョーダン監督は映画のほか、テレビドラマのエピソード監督やPS4ゲーム『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』ローンチ・トレーラー、テレビCMなど、ジャンルやメディアを問わず多数の作品を手がけている。
ジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督による新作モンスター映画(タイトル未定)の製作・公開時期は未定。