『ジャスティス・リーグ』音楽担当は『アベンジャーズ』第2作のダニー・エルフマン!突然の作曲家交代で前任者が痛恨コメント
DCエクステンデッド・ユニバース作品『ジャスティス・リーグ』の音楽担当が、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)などを手がけたダニー・エルフマンに決定したことがわかった。本作は2017年5月23日(日本時間)にザック・スナイダー監督の途中降板が発表され、現在はジョス・ウェドン監督による指揮のもと再撮影が行われている。
Exclusive: Danny Elfman to compose the #JusticeLeague score https://t.co/JcjRfedIpR pic.twitter.com/ADHtZo82j2
— Hollywood Reporter (@THR) 2017年6月14日
もともと『ジャスティス・リーグ』の音楽担当としては、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)に参加していたジャンキーXL(トム・ホーケンバーグ)が起用されていた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)や『デッドプール』(2016)などで腕をふるった才能で、ハリウッド・レポーター紙によると、すでに彼はザック・スナイダーとの作業を開始していたという。
にもかかわらず、このタイミングで作曲家が交代となったのは、スナイダーの降板によってウェドン監督が登板したためだろう。今回の人選は、ウェドン監督が『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でエルフマンとタッグを組んでいたという実績によるものとみられる。しかし『ジャスティス・リーグ』が『アベンジャーズ』の監督・作曲家コンビの手で完成するなんて、いったい誰が予想しただろうか……。
ジャンキーXLことホーケンバーグは、自身のTwitterで『ジャスティス・リーグ』を去ることの胸中を明かしている。
#JusticeLeague pic.twitter.com/oCMbeJlK2j
— Tom Holkenborg (@Junkie_XL) 2017年6月15日
「師匠であるハンス・ジマーは僕にこう言いました。プロジェクトを(別の人間に)取って代わられるまでは、ハリウッドで作曲家として成功したことにならないって。
プロジェクトを離れることは辛いですが、彼のビジョンの一部になるよう求めてくれたザックに大きな感謝を込めながら、ダニー、ジョス、ワーナー・ブラザースが『ジャスティス・リーグ』でベストを尽くすことを祈ります。」
ちなみにジャンキーXLは、『デッドプール2(仮題)』からもティム・ミラー監督の降板によって離脱しており、現在はリブート版『トゥームレイダー(原題:Tomb Raider)』に集中しているということだ。それにしても、ここまで降板が自分の意思ではないことを強調した声明文はなかなか見られないのでは……。
映画『ジャスティス・リーグ』は2017年11月23日に全国ロードショー。
Source: http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/justice-league-danny-elfman-compose-score-1013319
http://comicbook.com/2017/06/15/junkie-xl-issues-statement-on-being-replaced-on-justice-league
Eyecatch Image: https://twitter.com/thr/status/875115939217367042