『ワイルド・スピード』第9、10作目にジャスティン・リン監督復帰か ─ 舞台のひとつはアフリカに、ミアも帰ってくる

人気カー・アクション映画シリーズ『ワイルド・スピード』第9作の詳細が徐々に明らかになってきた。同シリーズでドミニク・トレットを演じるヴィン・ディーゼルによれば、過去にシリーズ数本を手掛けてきたジャスティン・リンが監督に復帰し、第9作と第10作のメガホンを取るという。また第9作ではドミニクの妹ミア(ジョーダナ・ブリュースター)も『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)以来に再登場、舞台のひとつはアフリカになるようだ。

ヴィン・ディーゼル「行先としてアフリカは有望だと思っていた」
アメリカ、日本、ヨーロッパ…と世界中を舞台にカーアクションを繰り広げてきた『ワイルド・スピード』シリーズ。ACCESSによる最新インタビューに応じたヴィン・ディーゼルは、9作目でのロケーションについて以下のように伝えている。
「言えるのは、『ワイルド・スピード』で行きたかったところが何か所かあるっていうこと。そのうちの1か所はアフリカです。『ワイルド・スピード』はまだアフリカで展開されていないし、アフリカはアリだなってずっと思ってたんですよ。」
続けてヴィンは、「一番わくわくしてるのは、9作目でついにミア・トレットと久しぶりに会えるってことですね」と発言。シリーズの多くに出演するも、最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)では不在だったミアが再登場することを明かした。
ジャスティン・リン、再び『ワイスピ』監督へ
TODAYによる別のインタビューには、ヴィン・ディーゼル、ジョーダナ・ブリュースター、ローマン・ピアース役のタイリース・ギブソン、テズ・パーカー役のリュダクリスが登場。ディーゼルは『ワイルド・スピード』シリーズが「より大きく」なることを明かし、同作でメガホンを取る人物について以下のように発言している。
「ジャスティン・リンと電話したばかりです。リンは『ワイルド・スピード』の第9作と第10作を監督するんですよ。彼がどれくらい興奮してるか伝えきれないよ!」
ジャスティン・リンは『ワイルド・スピードMAX』(2009)『MEGA MAX』(2011)『EURO MISSION』(2013)を手掛けており、2017年10月には復帰の動きが伝えられていた人物だ。なおシリーズのプロデューサー、ニール・H・モリッツによれば『ワイルド・スピード』シリーズは第10作を以て「ある意味では終わりを迎える予定」とのこと。シリーズを知り尽くしたリンによる記念すべき10作目に期待しよう。
『ワイルド・スピード』第9作(正式タイトル不明)は、2020年4月10日米国公開予定。なおシリーズの人気キャラクター、ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)とデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)を主人公とするスピンオフ映画『ホブス&ショウ(仮題、原題:Hobbs and Shaw)』は、2019年7月26日米国公開予定だ。
Source: Access, TODAY, Collider