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『ジュラシック・ワールド』新型コロナ検査費は3億円超か

ジュラシック・ワールド/炎の王国
(c) Universal Studios and Amblin Entertainment, Inc. and Legendary Pictures Productions, LLC.

人気映画『ジュラシック・ワールド』は最新作の撮影のため、新型コロナウイルス対策として検査費用に約300万ドル、日本円にして3億円超を投じていることがわかった。

2015年公開の『ジュラシック・ワールド』、2018年の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』に続くシリーズ第3作として準備中の本作『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題:Jurassic World: Dominion)』は、2020年2月よりイギリスで撮影を開始していたが、コロナ禍が直撃。リモートワークにて製作を進め、7月よりようやく撮影を再開していた。現地に入ったキャストらは2週間の隔離期間を経ている。

撮影現場では感染対策を徹底。関係者全員の健康を管理する医療施設が設けられ、専門の医師が迅速に診療できるような体制が整えられており、キャストには109ページにもおよぶ安全規約に関する資料が配布されているという。

この度米The Hollywood Reporterが伝えたところによると、出演者やクルーは1週間に3回の検査を受けており、その回数はこれまでに27,000回。費用にしておよそ300万ドルに至るとの見立てだ。ほかにも清掃・消毒、宿泊施設などにかかる諸経費は発生しているはずである。

多額のコストがかかるが、製作の米ユニバーサルは対策を徹底しており、「あなた方はやるべきことをやってください」と伝えられていると、プロデューサーのパトリック・クローリーは話している。

検査対象は、出演者やクルーが撮影中宿泊するホテル従業員も含まれる。全検査のうち、陽性反応を示したのは10名以下というが、翌日に再検査すると陰性反応になったという。

コロナ禍による大幅な進行遅延による影響もある。恐竜オタクのロウリー役を演じるジェイク・ジョンソンは、スケジュール変更により撮影参加の都合がつかなくなっていた

『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』メガホンを取るのは、第1作以来の監督復帰となるコリン・トレボロウ。出演者は、クリス・プラットやブライス・ダラス・ハワードのほか、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)以来の復帰となるイアン・マルコム役のジェフ・ゴールドブラム、ロウリー役のジェイク・ジョンソン、バリー役のオマール・シー、フランクリン役ジャスティス・スミス、ジア役ダニエラ・ピネダ、少女メイジー役のイザベラ・サーモンら。

映画『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題:Jurassic World: Dominion)』は2021年6月11日米国公開予定。

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Source:The Hollywood Reporter

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THE RIVER編集部THE RIVER

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