『ジュラシック・ワールド』第3作、ついに撮影開始 ─ 副題『ドミニオン』に決定、その意図とは

2021年公開、『ジュラシック・ワールド』シリーズ最新作のタイトルが『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題:Jurassic World: Dominion)』に決定した。2020年2月25日(米国時間)、脚本・監督のコリン・トレボロウがSNSにて撮影開始を報告している。
『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』は、『ジュラシック・パーク』『ジュラシック・ワールド』シリーズの最新作として製作されるもので、出演者にはオーウェン役のクリス・プラット、クレア役のブライス・ダラス・ハワードをはじめ、1993年製作『ジュラシック・パーク』からアラン・グラント役のサム・ニール、エリー・サトラー役のローラ・ダーン、イアン・マルコム役のジェフ・ゴールドブラムの3人が復帰。また『ジュラシック・ワールド』(2015)からロウリー役のジェイク・ジョンソン、バリー役のオマール・シーが再登場し、前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)からはフランクリン・ウェブ役のジャスティス・スミス、ジア・ロドリゲス役のダニエラ・ピネダも続投する。
副題として判明した「ドミニオン(Dominion)」の意味について、クリス・プラットは辞書を引用する形で「統治権(sovereignty)あるいは支配(control)。例文“人類は自然の支配を確立しようとする”」とInstagramに記した。本作では、前作『炎の王国』の結末を経た“その後”の世界が描かれるだけに、これが意味深なタイトルであることは間違いない。
脚本・監督は『ジュラシック・ワールド』を手がけたコリン・トレボロウで、共同脚本は『パシフィック・リム:アップライジング』(2018)のエミリー・カーマイケルが担当。製作総指揮にはトレボロウとスティーブン・スピルバーグが就任し、プロデューサーはフランク・マーシャル&パット・クロウリーが務める。
クリスによれば、本作の撮影は約100日間にわたって世界各国で実施される予定で、クリス自身も2020年7月まで断続的に参加するとのこと。出演者には『ジュラシック・パーク』から「全員が出てくる」といい、いわく「『アベンジャーズ/エンドゲーム』とよく似た感じ」だとか。ちなみに撮影開始に先がけて、かつてハモンドの孫ティモシーを演じた『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)のジョゼフ・マゼロも「仕事に戻る時が来ました」とTwitterに投稿しており…?
I think it’s time to get back to work. What do you say gang?
— Joe Mazzello (@MazzelloJoe) February 23, 2020
なお『ジュラシック・ワールド』シリーズには、前作『炎の王国』と本作をつなぐ短編映画『ジュラシック・ワールド:バトル・アット・ビッグ・ロック(原題:Jurassic World: Battle at Big Rock)』も2019年9月にオンラインで配信されている。まだ観ていない方は、ぜひこの機会に!
映画『ジュラシック・ワールド3(仮題)』は2021年6月11日に米国公開予定。
Sources: Colin Trevorrow, Chris Pratt, The Hollywood Reporter, Joseph Mazzello