『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』貴重な舞台裏に潜入、ナーストケラトプスの赤ちゃん捉えたメイキング映像

『ジュラシック』シリーズ最新作にして完結編となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』より、クレア役のブライス・ダラス・ハワードがスタジオでのリハーサル風景をレポートする貴重なメイキング映像が到着した。アニマトロニクスで再現されたナーストケラトプスの赤ちゃんが超キュートだ。
映像では、「ここはイギリスにあるスタジオです!」と、ヒロインのクレアを演じるブライス・ダラス・ハワードがレポーターになり切り、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』の舞台裏を紹介。共に登場するのは、前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)でクレアと一緒に恐竜保護団体の一員として働き、本作でも登場する恐竜獣医ジア役を演じたダニエラ・ピネダと、フランクリン役を演じたジャスティス・スミスの2人だ。
クレアに「今日の撮影は?」と聞かれたダニエラが「ナーストケラトプスをバンに積みます」と紹介すると、背後に映し出されたのは、約130キロもあるというナーストケラトプスの赤ちゃんの姿。アニマトロニクス(生き物の形を模したロボットを使って撮影する特撮の一種)の導入は、コリン・トレボロウ監督が当初から持っていた目標だったという。
監督は本作の撮影に際し、過去30年間の古生物学的発見すべてに目を通し、映画に登場する恐竜をより正確に再現したいという情熱を持っていた。デザインチームとともに、恐竜の行動、姿勢、環境を、古生物コンサルタントとして参加したエディンバラ大学の教授スティーヴ・ブルサット氏に確認をしながら、映画に登場する恐竜を作り上げていったそう。キュートな姿だけではなく、再現性の高いその姿は必見だ。
そんなナーストケラトプスの赤ちゃんを持ち上げるシーンに挑むにあたって、ダニエラは「この日のために鍛えてきました。スクワット、体幹、腕立て……」とトレーニング内容を明かすと共に、「入念にリハーサルしました。約130キロの恐竜を持ち上げて、バンに載せるのは大変なんです」と熱弁する。その隣でブライスが「ほぼダニエラの力だけど」と返すと一同大爆笑。「私は手を添えて力んだ顔をするだけ」と言うと、すかさずジャスティスも「僕は声がけ担当だね」と手を貸していないことを強調。ブライスはダニエラが一人で奮闘する姿を真似しながら「一人で十分!」とおどけてみせた。
家族の絆もテーマの一つである本作。恐竜保護団体チームを演じるキャストたちも一致団結して楽しく撮影に挑んでいることが分かる、貴重な舞台裏をご堪能あれ。
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は2022年7月29日(金)超拡大ロードショー。