『ジュラシック・ワールド』第3作に『ジュラシック・パーク』ルイス・ドジスン再登場、重要な役割担う可能性も

『ジュラシック・ワールド』シリーズ3作目となる最新作『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題:Jurassic World: Dominion)』に、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのリチャード・パーカー役などで知られるキャンベル・スコットが出演することがわかった。スコットは『ジュラシック・パーク』(1993)に登場した産業スパイ、ルイス・ドジスンを演じることになるという。米Colliderが報じている。
『ジュラシック・パーク』で、ルイス・ドジスンはインジェン社のライバル企業バイオシン・コーポレーションの遺伝学者兼スパイとして登場。赤いポロシャツにサングラス姿が印象的なドジスンは、金儲けを企むインジェン社エンジニアのデニス・ネドリーに、恐竜の胚(はい)が隠されたシェービング・クリーム缶を渡すという端役を担った。劇中での登場は少なかったものの、マイケル・クライトン原作の小説では更なる悪役ぶりを発揮している。
『ドミニオン』の物語はいまだ謎に包まれているため、ドジスンがどのような役どころを担うのかは不明。しかし、本作では“バイオシン社の社長”として登場するとも伝えられている。ドジスンがバイオシン社のトップとして登場した場合、更に大きな役割を担うことになりそうだ。
なお、『ジュラシック・パーク』でドジスンを演じたのは、キャメロン・ソアという別の俳優。しかし、ソアは2014年に13歳の少女への性的暴行容疑で起訴されており、2016年に実刑判決が下されているため、この度スコットが代役として起用されたとみられる。
本作はシリーズ3部作の完結編と伝えられていたが、2020年5月中旬にプロデューサーのフランク・マーシャルがこれを否定。むしろ「新しい時代の幕開けです」と今後のシリーズ継続を示唆する返答をしている。クレア役のブライス・ダラス・ハワードは、本作は「最高で気分爽快」なものになると予告しており、期待が膨らむばかりだ。
本作には、オーウェン役クリス・プラットやブライスなどメインキャラクターのほか、『ジュラシック・パーク』からアラン・グラント役のサム・ニール、エリー・サトラー役のローラ・ダーン、イアン・マルコム役のジェフ・ゴールドブラムの3人が復帰する。2019年10月には、『ジュラシック・パーク』でジョン・ハモンドの孫であるレックス&ティムを演じた元子役、アリアナ・リチャーズ&ジョゼフ・マゼロも復帰に前向きであることを伝えており、更なるオリジナル・キャラクターの再登場も気になるところだ。ちなみに、本作の撮影は早ければ7月にもイギリスのパインウッド・スタジオにて再開が見込まれている。
映画『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題:Jurassic World: Dominion)』は2021年6月11日米国公開予定。
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Source: Collider