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キアヌ・リーブス30年前の聖人エピソードが明かされる ─ ドレスが破れたケイト・ベッキンセイルをさりげなく手で押さえて助けていた

https://www.instagram.com/p/Cs2VisXph-d/

ハリウッドが誇るナイスガイといえば、『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズでおなじみキアヌ・リーブスだ。共演者からスタッフ、一般人まで彼の人柄を讃える逸話には枚挙にいとまがないが、彼の聖人伝説に新たな1ページが追加された。『アンダー・ワールド』シリーズのケイト・ベッキンセイルが、30年前の知られざるエピソードを明かしている。

先ごろ閉幕したカンヌ国際映画祭に参加していたケイトは、1993年に初めてカンヌに参加した際の写真をInstagramアカウントに投稿。彼女の映画デビュー作であるケネス・ブラナー監督の『から騒ぎ』(1993)はキアヌとの共演作でもあるが、同年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映のレッドカーペットに登場した際に、自身の衣装トラブルをキアヌが守ってくれたそうだ。

「空港のSock Shopでボディスーツを買って、デンゼル・ワシントンとポーレッタ夫妻とプレミア上映までの車に乗っていたら、股下部分の縫い目が全部ブチっと割けちゃって、ブラインドみたいにめくれ上がっちゃったんです。車の後部座席にみんなと同乗している中で、自分の下半身をガサゴソやるのはまずいと思って、ただ静かにパニックに陥ってました。」

初めてのレッドカーペットという大舞台を前に、しかもデンゼル夫妻という大先輩と一緒の空間でケイトがうろたえてしまうのも無理はない。そこで彼女はレッドカーペット上で、キアヌとロバート・ショーン・レナードに何が起こったのか打ち明けたのだそう。

「この写真では、私はマチ(脚が自在に動くように股下にあしらわれた布)の前部分を押さえ続けていて、彼らはマチの後ろ部分を押さえてくれているんです。物理的にどういう状況になっているのかも完全に分かってなかったと思うし、”マチ”なんて言葉を聞いたこともなかったかもしれないのに、何も質問することもなくすぐさま私を助けてくれた、とてつもない聖人ですよ。」

デンゼルと向かい合って涼し気に微笑むキアヌとケイトがまさか、こんなピンチを必死で乗り切ろうとしていたとは、写真だけでは思いもつかないだろう。別の方向を見ているレナードも何食わぬ顔に見えるが、隣にいるケイトの窮地を救うために協力している最中であったと想像すると非常にユーモラスだ。「2人とも教科書に出てくるみたいな紳士」「めっちゃいい話」などたくさんの絶賛コメントが寄せられている。

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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