キアヌ・リーブスとの15分Zoom権がオークション出品中 ─ 収益は全額慈善団体に寄付へ

『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズなどで知られるハリウッド俳優キアヌ・リーブスと1対1で15分間ビデオ通話ができる。日常生活では味わえないであろうファンにとっては夢のような体験が、若いガン患者を支援する米慈善団体Shine for Campにてオークション出品されている。
Shine for Campは、アメリカ・アイダホ州に拠点を置く非営利団体。同団体主催のオンライン・オークションが、2020年6月15日から6月22日午後12時(米国時間)まで公式サイトにて開催されており、キアヌとのビデオ通話権は現時点で4,200ドルの最高入札額を記録している。落札者は、7月第2週にキアヌとZoom通話できるとのことだ。これにより生じた収益は同団体に全額寄付されることになる。
言わずと知れたハリウッド俳優であるキアヌは、毎年複数の映画作品への出演をこなし、今後も『マトリックス』『ジョン・ウィック』最新作(共に2022年米公開予定)を立て続けに控えている。この度の企画は、多忙な日々を過ごす一方で時間を見つけては慈善活動を行うキアヌの誠実さを物語るようだ。
なお、キアヌとのZoom通話のほか同団体のウェブサイトでは、アメリカの人気歌手アリー・ブルックによる15分のミニコンサートや、『アラジン』(2019)『LEGO ムービー』シリーズなどを手がける映画プロデューサー、ダン・リンに自身のアイデアをプレゼンできるZoom通話など、貴重な体験が多数出品されている。