『キック・アス』リブート版、2024年撮影開始へ ─ オリジナル版キャラの将来的な復帰も検討

クロエ・グレース・モレッツが主演を務めた人気スーパーヒーロー映画シリーズ『キック・アス』のリブート版が2024年に撮影開始の見込みであることがわかった。マシュー・ヴォーン監督が最新の進捗を明かしている。
リブート版の初報は、2018年6月。ヴォーン監督自ら企画の存在を伝えていたが、具体的な内容は明かされていなかった。2021年7月、監督はリブート版について再度言及したが、「ビッグ・リブートが2年後にあります」と語るのみだった。
米Screen Rantによると、ヴォーン監督はアメリカで開催されたニューヨーク・コミコンの場で、「来年(2024年)、『キック・アス』をリブートします」と発言し、撮影開始を見込んでいることを明かした。オリジナル版キャラクターの復帰は現状予定されていないというが、監督は「リブート後に連れ戻せれば良いな思っています」とも語り、企画の展開次第ではカムバックも可能であることを示した。
『キック・アス』シリーズは2010年に1作目、2013年に2作目『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』が公開。ユーモアとバイオレンスを詰め込んだ、スーパーヒーロー映画の概念を覆すストーリー展開で人気を博した。今回、イベントの場で監督は「『キック・アス』はスーパーヒーローに対する人々の考え方を変えた」と自負。きたるリブート版について「多くは話せませんが、(オリジナルからは)脱線します」と予告し、意欲を見せた。
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Source: Screen Rant