アメリカで我が子に「サノス」と名付けるケースが急増 ─ ディズニーキャラ由来の命名ランキング、1位は「クイル」

2008年に『アイアンマン』が公開されて以来、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は拡大を続け、MCUがポップカルチャーに及ぼすインパクトは絶大である。その影響は子どもの名前にも忍びつつあるようで、爆発的なMCU人気により、アメリカではラスボス級ヴィランの「サノス」を自分の子どもに命名するケースが増えているというから驚きだ。
米OrganicBabyFormula.comが発表した調査によると、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)が公開されて以来、「サノス」が米国社会保障庁の人気名前ランキングで2,892位まで上昇。ディズニー・キャラクターにちなんだ名前の人気ランキングで「サノス」は9位にランクインする形となった。1位はMCU映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの主人公、ピーター・クイルから取った「クイル」となっている。米Comicbook.comでは、ランキングのグラフ画像が掲載されている。
その他のマーベル・キャラクターに由来する名前では、『マイティ・ソー』シリーズのロキやヴァルキリー、ワンダもランクイン。『スター・ウォーズ』シリーズのキャラクター名も人気が高く、レイやカイロ、アナキン、レイア、ルーク、フィンもリストに登場。
また、ディズニーの王道アニメキャラクターの名前も目立ち、アラジンやジャスミン、シンバにアリエル、シンデレラ、ベル、比較的新しい作品では、『アナと雪の女王』シリーズのエルサやクリストフにオラフ、『メリダとおそろしの森』(2012)のメリダや『モアナと伝説の海』(2016)のモアナも食い込んでいる。
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Source:Comicbook.com