米ディズニーリゾートに『ブラックパンサー』故チャドウィック・ボーズマンの壁画

2020年8月28日に逝去した俳優のチャドウィック・ボーズマンを讃え、米ディズニーランドではボーズマンの壁画「KING CHAD」がお披露目された。
ブラックパンサーのお面をかぶった子どもに、腕をクロスさせた「ワカンダ・フォーエバー」の挨拶を送るボーズマンの姿が描かれている。子どもは患者衣を着ている。
設置されたのは、ダウンタウン・ディズニー・ディストリクト。カリフォルニア州アナハイムのディズニーランド・リゾート内にあるショッピングモールだ。ディズニーランド・モノレール駅もあり、入場チケットがなくても入ることができる。東京でいう「イクスピアリ」のようなエリアで、多くの来場者で賑わう場所だ。
亡き王を讃える壁画を手掛けたアーティストのニコラス・スミスは自身のInstagramで、「この1作は特別」とコメント。2019年夏にはディズニーの小児病院と、マーベルをテーマにしたエリア「アベンジャーズ・キャンパス」に携わる仕事を手掛けたスミスは「僕にとって 、一周するような瞬間」と感慨深げだ。チャドウィック・ボーズマンを讃えることができて光栄だと寄せている。
なお、このアートはニコラス・スミスのWebサイトから、120ドルで買い求めることもできる。
チャドウィック・ボーズマンの死後、この英雄を讃える動きが広がっている。ボーズマンの故郷サウスカロライナ州アンダーソン市では、彼の彫像を建てるべく取り組み始めていると発表。母校のT.L. Hanna High Schoolでは、彼の名を冠した奨学基金の設立を進めている。
Source:nikkolas_smith