謹賀新年!『キングコング:髑髏島の巨神』日本版ポスター解禁、なんと『地獄の黙示録』との共通点も判明

新年あけましておめでとうございます。本年もTHE RIVERを、どうぞよろしくお願いいたします。
2017年、一発目のお知らせは映画『キングコング:髑髏島の巨神』。今年3月25日の劇場公開を前にして、日本版ポスターが本日解禁されました。

『キングコング:髑髏島の巨神』は、ギャレス・エドワーズ監督による『ゴジラ GODZILLA』で始まった「ゴジラ&コング ユニバース」の一作です。2020年には『ゴジラ vs コング(原題)』で、二大怪獣の全面激突が実現することもすでに公表されています。
本作は昨年11月にアメリカ版ポスターが解禁されており、今回の日本版ポスターもそのデザインを踏襲したものです。新たにお披露目されたのは、「人類よ、立ち向かうな。」というキャッチコピー。山のようにそびえ立つキングコングに“立ち向かう”、5人の兵士や軍用ヘリのシルエットとあいまって、本編で繰り広げられるだろう戦いのハードさを想像させるには十分でしょう。すでに公開されている映像には、大暴れするコングの姿や、激しい戦闘の様子が収められています。
『キングコング:髑髏島の巨神』ストーリー
それは簡単な任務のはずだった…。
舞台は、神話の中にだけ存在するとされた謎の島、髑髏島(ドクロトウ)。未知の生物を求め調査遠征隊が潜入するが、島に着くやいなや、状況は一変する。島の至るところに、骸骨が散らばり、そして岩壁には血塗られた巨大な手跡。そこは人が決して足を踏み入れてはいけない場所だった…。
そして遂にその姿を現す、巨大なる王キングコング。そして次々と現れる、正体不明の巨大モンスターたちに人間は為す術もなく、逃げ惑うのみ。
髑髏島の秘密とは−。果たしてコングは人類にとって悪魔なのか、神なる存在なのか―。人類は生きて、この島から脱出できるのか―。
名作『地獄の黙示録』との共通点も判明!
ところで、今回の日本版ポスターはアメリカ版ポスターのデザインが踏襲されている……と書きましたが、実はアメリカ版ポスターの発表時、そのデザインが名作映画『地獄の黙示録』を彷彿とさせるという指摘がなされました(記事)。しかし最近、『キングコング:髑髏島の巨神』で監督を務めるジョーダン・ヴォート=ロバーツが、その『地獄の黙示録』との共通点を明らかにしています。
なんと『キングコング:髑髏島の巨神』は、『地獄の黙示録』同様、1970年代のベトナム戦争下を舞台にしているというのです。エンパイア誌の取材で、ロバーツ監督はこう語っています。
「初めて読んだ脚本は1917年が舞台だった。しかし、レジェンダリー(・ピクチャーズ、製作元)と話し合いを始めたときにこう思ったんだ。“僕が観たいと思う、一風変わったキングコングの映画は何だろう?”って。そこでベトナム戦争との関連を提案したんだ。きっと彼らは、笑って僕を追い出そうと考えたと思うよ。でもレジェンダリーがすごいのは、“いいね、とにかくやってみよう”って言ったところだ。ベトナム戦争の当時にキングコングが入り込む美しさは、驚くべきジャンルの融合を生んだと思うよ」

『キングコング:髑髏島の巨神』と『地獄の黙示録』が、ともに1970年代を舞台にしていることは、きっと今回のポスターだけでなく、作品の中身にも大きく影響を与えていることでしょう。特撮映画や怪獣映画のファンのみならず、きっと『地獄の黙示録』や多くの戦争映画を愛する観客にとっても、本作は見逃せない一本となりそうです。
映画『キングコング:髑髏島の巨神』は2017年3月25日公開予定。
source: http://www.empireonline.com/movies/news/exclusive-concept-art-kong-skull-island-revealed/
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