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『キングスマン』ステイツマンのスピンオフドラマ、マシュー・ヴォーン監督が興味示す ─「『ロキ』が自信に繋がりました」

キングスマン テキーラのスピンオフ
© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

『キングスマン』シリーズでおなじみのスパイ組織の誕生物語を描いた最新作、『キングスマン:ファースト・エージェント』がついに封切られた。『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)につづく続編企画もすでに計画されており、シリーズの勢いは止まらない。『キングスマン』シリーズはスピンオフ企画を通して拡大していく構想まで存在するのだ。

シリーズのスピンオフはかねてより企画されているもので、2017年12月、THE RIVERのインタビューにてマシュー・ヴォーン監督が、「ステイツマンのチャニング・テイタムのスピンオフを企画中です」と認めていた。ステイツマンとはアメリカのスパイ組織で、キングスマンとは同盟関係。テイタムふんするテキーラは、ショット・ガンとカウボーイ・ブーツを愛する人物だ。その実力は折り紙つきだが自身過剰なところがあり、ステイツマンの問題児でもある。

人気キャラクターゆえに、企画の本格始動が待望されているが、現時点では大きな動きは見られていない。そもそも映画企画なのか、ドラマ企画なのかさえ定かでない。そんな中、Screen Rantのインタビューにてマシュー・ヴォーン監督が、ドラマ向けの作品として、ステイツマンの愉快な構想が存在することを明かしている。また、ドラマでの展開に興味を示したきっかけのひとつとして、マーベル・シネマティック・ユニバースのスピンオフドラマシリーズの存在があったようだ。「『ロキ』が完璧にやり遂げていて、それが自信に繋がりました」。

「ロキ」とは、ソーの義弟として変幻自在に他人に化け、巧みな話術で人の心を操る裏切り王子、ロキをメインキャラクターとした作品だ。「ステイツマンで、アメリカンのキャラクターで、『ロキ』のようなドラマでのスピンオフが出来るかもしれないと思いました」。マシュー・ヴォーン監督は、「ドラマはこれまでとは異なる媒体なので、怖いわけです」としながらも、「『ロキ』を観たときにすごく感動したんです。だから、すごく気に入っています」と続けている。「ロキ」をきっかけに、ドラマシリーズ企画が実現することに期待したい。

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Source:Screen Rant

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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