『キングスマン』第3作、2023年に撮影開始とタロン・エジャトン

『キングスマン』シリーズの第3作の撮影は、2022年9月頃の開始予定と伝えられていたが、どうやら2023年へと変更となったようだ。
シリーズの登場人物を一新した前日譚、『キングスマン:ファースト・エージェント』(2021)ではキングスマン誕生の物語が明かされた。シリーズが歴史を紡ぎながら拡大していく中、『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)の続編もかねてより進行しており、既報から察すると、本作の撮影開始は迫りつつあると考えられていたのである。
このたび主人公のエグジーとしておなじみのタロン・エジャトンが、「僕が理解している範囲では、サーガの第3作は来年に撮影することになっているはずです」と、海外のポッドキャストにてコメントしている。もっとも、「僕の言うことは鵜呑みにしないでください。あまり詳しくは知りませんから」とも加えており、実際のところどうなるのかは本人もまだ知らない様子だ。
なお、タロン・エジャトンのシリーズ復帰は間違いなさそうだが、これまで前日譚映画をはじめとする作品を牽引してきたマシュー・ヴォーンは、監督として続投するかはまだ決断していないと、2021年12月に明かしていた。当時、「今のところはわかりません。2〜3ヶ月待っててください」とも伝えており、現在の心境に注目が集まっている。
『キングスマン:ゴールデン・サークル』につづくこの続編に関する情報は多く明かされていないが、マシュー・ヴォーンは過去に、「エグジーとハリーは登場します」「脚本を書いているとき、どれだけエグジーとハリーの関係が愛されているのかがよくわかったんです。そこで僕たちはふたりが互いを思い合ったり、永遠に憎み合ったりする究極の理由は何だろうと考えるようになりました。それがこの映画の全てです」と述べていた。シリーズのメインキャラクターであるエグジーとハリー、ふたりの師弟関係を脅かす物語となりそうだ。
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Source:Jess Cagle Podcast with Julia Cunningham