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キット・ハリントン、『ゲーム・オブ・スローンズ』出演中にスーパーヒーロー役を断っていた ─ 『エターナルズ』出演の決め手も語る

キット・ハリントン
Photo by Sachyn Mital https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Kit_harrington_by_sachyn_mital.jpg Remixed by THE RIVER

2010年代を代表するドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)でジョン・スノウ役を演じたキット・ハリントンが、同ドラマ出演期間中にオファーを受けたというスーパーヒーロー役を断っていたことを明かした。その理由とはいったい……?

キット・ハリントンといえば、「ゲースロ」のジョン・スノウとしてよく知られているが、2021年11月にはマーベル・スタジオ最新作『エターナルズ』で「ゲースロ」以来の大作を控えている。もっとも、キット本人が英Total Filmに語ったところによれば、少し前にはスーパーヒーロー役を演じるチャンスが巡ってきていたという。

「コミックブックやスーパーヒーローの世界には前に一度呼ばれたことがあったんですが、その役柄、役割が好きではなかったんです。そしてそれを演じるタイミングも。だから断りました。」

キットはオファーを受けた作品については明言しておらず、分かるのはアメコミに基づいたヒーロー役ということのみ。役柄までは特定できないものの、「ゲーム・オブ・スローンズ」出演当時のキットにはしっくり来なかったのだろう。本人も「当時、僕の頭はジョン・スノウの世界でいっぱいでしたので」と話している。

一方で、「これはふさわしく感じたんです」とも語るキット。『エターナルズ』で演じるキャラクター、デーン・ウィットマンのことだ。ウィットマンは、超人的な能力を持つエターナルズのようなヒーローではなく、天才的な知性と武器を操る能力を持つ普通の人間、というのがコミックでの設定。ゆくゆくは騎士ブラックナイトとして活躍し、アベンジャーズの一員にもなっている。

“ふさわしく感じた”理由について、キットは「“エターナル(永遠)”である必要は必ずしもないから、彼(ウィットマン)のことを気に入りました」と語る。「彼は人間です。そういうところがすごく好きで、人間たちが引き起こした誤りに対して彼が何かができると思ったんです」。不死の身体を持つエターナルズと同じ問題に立ち向かっていきながらも、不死ではないウィットマン。このある種逆境的な立ち位置にキットも可能性を見出したのだろう。

改めて「引き寄せられました」とキャラクターの魅力を語っているキットだが、ハリウッドにおける一大フランチャイズであるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)への仲間入りを喜んでもいるようだ。「あのMCUに出られるんですから。ワクワクしてますよ」。

Source:  Gamesradar+

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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