『キングスマン:ファースト・エージェント』米公開が延期、2020年2月から9月へ

大人気スパイアクション映画『キングスマン』シリーズの“はじまりの物語”を描く『キングスマン:ファースト・エージェント』の米公開日が、2020年2月14日から同年9月18日へと延期になったことがわかった。米ディズニー/フォックスの2023年までの公開スケジュールの発表によって明らかになった。米Deadlineが報じている。
『キングスマン:ファースト・エージェント』の原題は『The King’s Man』。タロン・エジャトン&コリン・ファース主演のシリーズに登場するスパイ組織“キングスマン”誕生秘話が描かれる。邪悪な君主や犯罪者たちによって大勢の命を消し去る戦争が計画される中、一人の男が〈高貴なる責務〉のために立ち上がる物語。時代をさかのぼり、“なぜキングスマンは誕生したのか、なぜ世界はキングスマンを求めたのか”が明かされる。
物語の舞台は第一次世界大戦の勃発前夜。イギリス、フランス、ロシアとヨーロッパの大国で陰謀が渦巻く中、絢爛豪華な舞踏会に現れた怪僧ラスプーチン(リス・エヴァンス)を前に、ついに“キングスマン”が動き出した。鮮やかなアクション、秘密の工場で大量生産される武器、そしてジャイモン・フンスー演じる男とともにラスプーチンを追い詰めるが……。
監督にはマシュー・ヴォーンが続投。オックスフォード公役に『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート役で知られるレイフ・ファインズ、コンラッド役には『ブルックリンの片隅で』(2017)「TRUST/トラスト ゲティ家のスキャンダル」(2018)のハリス・ディキンソン。

『キングスマン:ファースト・エージェント』は、日本でも2020年2月14日の同時公開予定が既に告知されていた。本国での延期に伴って、日本を含む各国への影響は必至だ。公開延期の理由は明らかにされていない。
▼ マナーが人を作る
『キングスマン』ヒトラー台頭を描く新作が準備中?マシュー・ヴォーン監督が予告 「ザ・トレイター・キング」 『キングスマン』なぜ途中で前日譚に進んだのか? ─ 「歴史は重要」、監督が意図を明かす 『キングスマン3』がより楽しみ 『キングスマン:ファースト・エージェント』ラスプーチンのコサックアクション捉えた本編映像が公開 明日よりデジタル配信開始 『キングスマン:ファースト・エージェント』3月18日にブルーレイ+DVDセット&4K UHD発売決定 ─ 特典映像に華麗アクションの裏側など 早くも 『キングスマン:ファースト・エージェント』続編企画が早くも存在 ─ 「次はキングスマン最初の10年間を描きたい」 ユニバースの拡大続く
Source:Deadline