『キングスマン:ファースト・エージェント』スペシャル映像 ─ 監督&キャストが見どころ説明

『キングスマン』シリーズの知られざる創成期を描く前日譚映画『キングスマン:ファースト・エージェント』より、特別映像が米公開された。メインシリーズでタロン・エジャトンが演じるエグジーも過去映像から登場している。
本作では、歴史の裏に隠された秘密結社「キングスマン」の誕生秘話が描かれる。自らの繁栄のために世界大戦を仕掛け、世界を意のままに操ろうと目論む“闇の狂団”を前に、一人の男が高貴なる義務のために立ち上がっていく。
2020年2月14日に公開される予定だったがコロナ禍の影響で延期され、現在日本では2021年12月24日に公開を予定している。度重なる延期で封切りが待ち遠しい限りだが、このたび新映像を含めた特別映像が公開された。映像は、メインシリーズの主人公エグジーとコリン・ファース演じるハリーが、サヴィル・ロウにある高級テーラー「キングスマン」で会話するシーンからスタート。すると映像は、本作のタイムラインに遡る。
諜報機関「キングスマン」の興りが映し出されていき、創設メンバーも登場。映像内でのインタビューで、監督・脚本のマシュー・ヴォーンは、「この映画はオリジンストーリーです。『キングスマン』シリーズの基盤となる作品です」と説明する。『007 慰めの報酬』(2008)のストロベリー・フィールズ役で知られるジェマ・アータートンや、『ブラッド・ダイヤモンド』(2006)などのジャイモン・フンスー、『ハリー・ポッター』『007』シリーズで知られるレイフ・ファインズら、創設メンバーを演じるキャストもインタビューで作品の魅力を語っている。
エグジーにマナーを叩き込み、紳士へと育て上げた「キングスマン」創成を描く本作は、今後も続いていくシリーズで重要な役割を担うことになる。映像では、スタイリッシュかつ激しいアクションも見られ、期待が高まるばかりだ。
脚本・監督は、シリーズ前2作を手がけたマシュー・ヴォーン。オックスフォード公役は『ハリー・ポッター』ヴォルデモート役のレイフ・ファインズ、コンラッド役を『マティアス&マキシム』(2019)のハリス・ディキンソンが演じる。そのほか、ジェマ・アータートン、ジャイモン・フンスー『アメイジング・スパイダーマン』(2012)リズ・エヴァンス、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)ダニエル・ブリュール、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)マシュー・グッド、『TENET テネット』(2020)アーロン・テイラー=ジョンソン、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)チャールズ・ダンスらが出演する。
映画『キングスマン:ファースト・エージェント』は、2021年12月24日公開。
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