エミネム、スヌープ・ドッグ、コービー・ブライアントら登場『LA発オリジナルズ』予告編 ─ 伝説のタトゥーアーティスト&写真家を追うドキュメンタリー

ロサンゼルスで絶大な人気を誇る伝説のタトゥーアーティスト、ミスター・カートゥーンと写真家エステバン・オリオールを捉えた、Netflixオリジナルドキュメンタリー映画『LA発オリジナルズ ~チカーノ・パワー~』の予告編が到着した。
「誰も彼らを止められない」「彼らこそがLAさ」「メキシコのダ・ヴィンチだ」と予告編で称賛を浴びるメキシコ系アメリカ人、カートゥーンとオリオール。『LA発オリジナルズ』では、本人たちを含めヒップホップ界などにおけるレジェンドらのインタビューを通して、チカーノの文化と歴史、そして彼らが築き上げたストリート・アートの裏側に迫っていく。オリオール自らが監督を務めており、オマー・キロガ&ブライアン・マヤが脚本を共同執筆した。
「タトゥーはカートゥーンに、写真ならオリオールだ」。予告編はスヌープ・ドッグの言葉からスタート。続いて、ヒップホップ界の生きる伝説エミネムやドクター・ドレー、50セントらが、リスペクトの声を上げる姿が次々と捉えられていく。「ヒップホップ界にとってカートゥーンとエステバンは恩人だ」「ローライダーの文化、タトゥーの文化、彼らは何もかもをヒップホップ界に浸透させた」。
そしてビースティ・ボーイズ、ノー・ダウト、リンプ・ビズキットなどのツアーに写真家として同行するオリオールや、エミネムの最初のタトゥーを彫るカートゥーン、それをカメラに収めるオリオールの姿などが映し出されていく。「付き合いが深まるにつれ、合法的な方法で金儲けしていくアイデアについて考え始めたんだ。それでお互いに“次のステージに進む時が来た”と感じた」と豪語する二人は、ヒップホップ界でビジネスを確立させるべく、“帝国”「ソウル・アサシンズ・スタジオ」を築き上げていくのだった……。
ヒップホップ界からはスヌープ・ドッグ、エミネム、ドクター・ドレー、50セントの他、サイプレス・ヒル、ブリンク 182なども参加。映画界からは『ワイルド・スピード』シリーズのミシェル・ロドリゲス、『マチェーテ』シリーズのダニー・トレホ、そしてスポーツ界からは、2020年2月に逝去したNBAスーパースター選手のコービー・ブライアント、元アメリカンフットボール選手で俳優のテリー・クルーズといった錚々たる顔ぶれが揃っている。
Netflixオリジナルドキュメンタリー『LA発オリジナルズ ~チカーノ・パワー~』は、2020年4月10日(金)独占配信。
Source: IndieWire