実写映画『わんわん物語』ワンちゃんの劇中写真が米公開 ─ 演じるのはホンモノの犬たち、『ライオン・キング』の次はコレ

1955年製作、ディズニーによる傑作アニメ映画を実写化する『わんわん物語(邦題未定、原題:Lady and the Tramp)』より、劇中に登場するワンちゃんたちの写真が米Peopleにて公開された。超実写版『ライオン・キング』では全編デジタルで動物たちが表現されるなど、実写のCGの融合が基本となっている昨今、なんと本作では本物のワンちゃんたちが『わんわん物語』を演じている。
『わんわん物語』は血統書付きのレディと雑種犬トランプが恋に落ち、冒険を繰り広げる物語。ディズニーが1955年に生み出した本作は名作アニメに数えられる一本で、レディとトランプがスパゲッティを食べながらキスをする場面はあまりにも有名だ。監督は『レゴ®ニンジャゴー ザ・ムービー』(2017)のチャーリー・ビーン、脚本は『Computer Chess(原題)』(2013)などインディペンデント映画の俊英アンドリュー・バジャルスキーが担当した。
オスの雑種犬トランプを演じているのは、ニューメキシコ州の保健所から助け出された救助犬のモンテくん。声は『ガール・オン・ザ・トレイン』(2016)『ビリーブ 未来への大逆転』(2018)などに出演する、自身も愛犬家であるジャスティン・セローが担当した。メスのコッカー・スパニエル、レディ役はローズちゃんが演じ、声優は『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)や『クリード』シリーズのテッサ・トンプソンが務めている。
First Look: See the Canine Cast Starring in the Live-Action Lady and the Tramp Remake https://t.co/AtVYjzDp2B
— People (@people) August 8, 2019
そのほか声優陣には、嗅覚の鈍ったブラッドハウンドのトラスティ役に『アリー/スター誕生』(2018)のサム・エリオット、ペグ役に『ムーンライト』(2016)『ドリーム』(2016)など俳優業も活発な人気歌手ジャネール・モネイ、スコティッシュ・テリアのジャッキー役に『ロブスター』(2015)のアシュレー・ジェンセン、ブルドッグのブルに『ドクター・ストレンジ』(2016)のベネディクト・ウォン。実写キャストとして、レディの飼い主夫婦を『DOPE/ドープ!!』(2016)『さよなら、僕のマンハッタン』(2018)のカーシー・クレモンズ、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)『ザ・テキサス・レンジャーズ』(2019)のトーマス・マンが演じる。
「本物のワンちゃんと毎日一緒に撮影しました」というトーマスは、「犬は自分が仕事中だと知らないので、カメラが回っている最中に走り出しちゃって、あとでふらっと戻ってくるんです。犬が良い演技をできるよう、毎回うまく演じないといけなかったので忍耐は必要でしたね」と語っている。「でも楽しかったですよ。本当に可愛いし、毎日たくさんのワンちゃんと一緒に遊べるし。ストレスの少ない仕事環境でした」。ちなみにレディ&トランプ以外のワンちゃんたちもPeopleのウェブサイトで確認できるので、ぜひチェックしてみてほしい。
実写映画版『わんわん物語(邦題未定、原題:Lady and the Tramp)』は、ディズニーの映像配信サービス「Disney+」で2019年11月12日に米国配信予定。日本でも早く観られますように!
Source: People