セバスチャン・スタンとウィリアム・ハートが火花散らす『ラスト・フル・メジャー』本編映像が公開

『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ』シリーズなどのセバスチャン・スタンの初主演映画、『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』が2021年3月5日(金)に日本公開される。この度、セバスチャン・スタンとウィリアム・ハートが火花を散らす本編映像が到着した。
1966年4月、ベトナム戦争で多くの兵士たちの命を救うために命を捧げた空軍兵がいた。彼の名は、ウィリアム・H・ピッツェンバーガー。英雄として讃えられるはずの彼だったが、なぜか30年にもわたり名誉勲章は却下され続けていた。空軍省に勤める官僚スコット・ハフマン(セバスチャン・スタン)は、タリー(ウィリアム・ハート)という退役軍人から依頼を受けたことをきっかけに、ピッツェンバーガーへの名誉勲章授与に関する調査を行うことになる。
公開された本編映像は、タリーがハフマンのもとを訪れ、「ピッツェンバーガーが大勢の命を助けた」「最高位の名誉勲章を与えてほしい」と訴える冒頭の重要な場面だ。タリーはピッツェンバーガーと共に落下傘救助隊に所属した元空軍兵であり、30年以上も戦友への勲章授与の請願を続けていたのだ。「曹長、知ってるはずだ。新しい情報がないと与えられない」と素っ気ないハフマンに、「調査はあなたが」とさらに食い下がる。「30年前の戦争だ。なぜ名誉勲章にこだわる」の問いに「正しいことがなされていない」からだと力を込める。それでも気乗りしないハフマンにタリーは、ピーターズ長官(ライナス・ローチ)に直談判するという強硬手段に出るが……。

そのほか出演者は、サミュエル・L・ジャクソン、エド・ハリス、クリストファー・プラマー、ピーター・フォンダ、アリソン・スドル、ジェレミー・アーヴァインら。脚本・監督は、『白い嵐』(1996)を執筆したトッド・ロビンソン。
映画『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』は2021年3月5日(金)全国ロードショー。
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