『バズ・ライトイヤー』海外最速レビュー、冒頭30分を先行鑑賞 ─「アンディのスター・ウォーズ」「『カールじいさんの空飛ぶ家』風」

ディズニー&ピクサー最新作、『バズ・ライトイヤー』は2022年7月1日の日本公開に先がけて、6月17日に米国でお披露目となる。
『トイ・ストーリー』シリーズでおなじみのスペース・レンジャー、バズ・ライトイヤーの誕生の秘密を描く本作。“もしもバズの世界が実在したら?”を題材にした作品で、『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』シリーズや、『スノーピアサー』(2013)などでおなじみのクリス・エヴァンスがバズ役の声優を担当している。
待望の公開に先立ち、『バズ・ライトイヤー』のオフィシャルプレビュー・デーでアメリカで実施されたようで、そこで本作の一部を一足先に鑑賞した参加者たちによる感想が到着。本作の冒頭30分を観ることが出来たという彼らの反応をご紹介したい。
ライアン・スコット(/Film)
「『カールじいさんの空飛ぶ家』の最初の15分や、『トイ・ストーリー2』のジェシーのシークエンスについて思い出してみてください。ピクサーは再び、『バズ・ライトイヤー』のオープニングでそれを実現しており、クリス・エヴァンスのヒーロー像に真の輝きを与えることに成功したのです。私が観たのは、このスタジオが得意とする無駄のない物語運びで、この分野ではほかの追随を許さないほどのものでした。」※一部を抜粋したもの。
ジェルマン・ルッシエ(Gizmodo&io9)
「ピクサーによる『バズ・ライトイヤー』。具体的にはどんな作品なのか?
それは先日行われたプレスデーでわかりました。
基本的には、アンディのスター・ウォーズです。70年代から80年代にかけて、アンディがビデオで観ていた映画で、アニメのスピンオフがリリースされ、バズはそのおもちゃでした。これがこの映画です。
ディズニーから映画の冒頭30分を観せていただいのですが、いきなり予期していたものとは違うことに気づきます。とてもエモーショナルなものでした。『カールじいさんの空飛ぶ家』風に近いものです。新しく出た予告編ではそのすべてがスキップされています。映画全編を観るのが本当に楽しみでなりません。」
Disney also let us see basically the opening 30 minutes of the movie and right off the bat you realize it’s not what you’re expecting. Very emotional. Almost Up-esque. The new trailer skips all of that. Really excited to see the full film. #Lightyear
— Germain Lussier (@GermainLussier) April 21, 2022
チャーリー・R-IG-11-Y(ComicBook.com)
「やっと、30分ほど鑑賞したことについて話せるようになりました。『バズ・ライトイヤー』は、ピクサーが手がけたここ数年間の作品の中で特に好きなもののひとつです。これはSF超大作であり、これほどのアニメーションは観たことがありません。
記者会見で監督アンガス・マクレーンは、『バズ・ライトイヤー』を“アンディのスター・ウォーズ”と表現していましたが、この表現がこの数週間、私の心に残っています。この映画は、『トイ・ストーリー』よりも、70年代の影響力のあるSFをモデルにしており、すべてのフレームを私は崇拝しています。」
During a press conference, @AngusMacLane described #Lightyear as “Andy’s Star Wars,” and that descriptor has stuck with me for a couple of weeks. The movie is modeled more after the influential sci-fi of the ’70s than Toy Story and I adore every frame.
— Charlie R-IG-11-Y (@charlieridgely) April 21, 2022
スティーブ・シー(JoBlo)
「最初の35分間を観た後で言えるのは、アンガス・マクレーンとそのチームは、バズのエキサイティングなオリジン・ストーリーを語るために、ユニークでエモーショナルなものを作り上げたということです。
ピクサーのほかの作品に比べて、よりリアルな映像が特徴で、これまでの作品とは一線を画しています。
『禁断の惑星』や『スター・ウォーズ』などからヒントをもらっていて、『バズ・ライトイヤー』では新しい魅力的な登場人物を紹介しながら、バズのウッディや仲間たちとの冒険の先にある姿が描かれています。
さらに、『バズ・ライトイヤー』はバズが自分の行動によって自分の時代ではない場所に降り立ってしまったことに気付き、あのガッツポーズを披露するんです。
ユーモアやハート、そして大胆な映像で表現された『バズ・ライトイヤー』は、ファンのクラシックなキャラクターへの愛情を無限大に広げ、さらにその先へと導くでしょう。」
Lightyear boasts a more realistic look than other films in Pixar’s library, setting it apart from previous features. 4/
— Steve Seigh (@dead_anchoress) April 21, 2022
Additionally, Lightyear wastes no time delivering a signature gut punch as Buzz discovers that his actions have landed him in a time that’s not his own. 6/
— Steve Seigh (@dead_anchoress) April 21, 2022
With plenty of humor, tons of heart, and a bold visual presentation, Lightyear stands to take fans’ love for a classic character to infinity and beyond. 7/7
— Steve Seigh (@dead_anchoress) April 21, 2022
クラレンス・モイエ(Awards Daily)
「私が観た限りでは、『バズ・ライトイヤー』はとても楽しい作品になりそうで、すでに喋る猫に魅了されています。クリス・エヴァンスは“ヒューマン・バズ”の声を見事に演じていますし、スニークピークではすばらしいコメディー・アクションの数々を観ることが出来ました。」
From what I’ve seen, #Lightyear will be a great deal of fun, and I’m already fascinated by the talking cat. Chris Evans does a great job voice the “human Buzz,” and the sneak peak hinted at a lot of great comedic action sequences. https://t.co/GzBYFGKWcc
— Clarence Moye (@ClarenceMoye) April 21, 2022
エリック・ゴールドマン(Fandom)
「アンガス・マクレーン監督が説明するように、『バズ・ライトイヤー』は“アンディが観た、彼の人生を変えた映画。アンディのスターウォーズ”なのです。
『バズ・ライトイヤー』の第1幕は、楽しく、美しいアニメーションによるSFアドベンチャーとしてスタートします。楽しんではいたものの、いまいちピンとこないと思っていたのですが、いつかのエモーショナルなビートが鳴り始め、ピクサーの才能に溢れた方々に私は泣かされました! 彼らはそれがとても上手なんですよ。」
The first act of #Lightyear starts off as an enjoyable, beautifully animated sci-fi adventure. I was having fun with it but not totally clicked into it… and then, there it was. Some key emotional beats occur and those talented Pixar jerks got me crying! They’re so good at that.
— Eric Goldman (@TheEricGoldman) April 21, 2022
なお、『バズ・ライトイヤー』の予告編第2弾が米国公開されている。無限の彼方へ、さぁ…。
ディズニー&ピクサー最新作『バズ・ライトイヤー』は、2022年7月1日(金) 全国ロードショー。
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Source: Screen Rant