実写版『ライオン・キング』新曲でエルトン・ジョン&ビヨンセのタッグ実現か ― 「素晴らしい映画になる」

映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』の怪演ぶりで映画ファンの度肝を抜いたエルトン・ジョンが、今度は衝撃タッグで世界中に感動を届ける……かもしれない。
1994年公開の同名アニメ作品を実写化する、映画『ライオン・キング(原題:The Lion King)』で、アニメ版の挿入歌を作曲したエルトン・ジョンとナラ役のビヨンセがタッグを組む可能性が浮上してきた。二人が手がけるのは映画のエンディングで流れる曲だという。英The Sun UK誌にてエルトン自身が語った。
実写版『ライオン・キング』を手がけるのは、同じく実写版映画『ジャングル・ブック』(2016)を成功に導いたジョン・ファヴロー監督。主人公シンバ役を『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)のドナルド・グローバー、父親ムファサをオリジナル版のジェームズ・アール・ジョーンズが演じるほか、ナラ役にビヨンセ、悪役スカーに『ドクター・ストレンジ』(2016)のキウェテル・イジョフォーといった豪華キャストが揃っている。
実写版新曲でエルトン・ジョン&ビヨンセが実現か
エルトンによれば、本作のオープニング映像はすでに「素晴らしい出来」なのだとか。もちろん実写版でも彼の手がけた楽曲はふんだんに使用されるようだが、このたび新たに「エンド・クレジットの曲が必要になった」という。
「(実写版に)私たちの曲は、アニメ版から4曲入ります。『愛を感じて(Can You Feel the Love Tonight)』『ハクナ・マタタ(Hakuna Matata)』『王様になるのが待ちきれない(I Just Can’t Wait to Be King)』そして『サークル・オブ・ライフ(Circle of Life)』ですね。
それから映画の最後に、締めくくりの歌が入ります。ビヨンセのスタッフと話し合いをしているので、うまくいけば、作詞のティム・ライスと私、それから彼女で何か作れるんです。[中略]彼女との仕事は最高でしょうね。じきに、どうなるかわかりますよ。」
ここでご留意いただきたいのは、エルトン&ビヨンセのコラボレーションはまだ決定事項ではないということだ。ただし実現に向けて話し合いが行われていることは事実とみられ、期待はいやおうなしに高まるばかりである。
ところでアニメ版にはエルトンが作曲を担当した、スカーたちの歌う『準備をしておけ(Be Prepared)』という曲もあるのだが、残念ながら実写ではカットされてしまうのだろうか……?
なお実写版の音楽は、アニメ版にひきつづき、今やハリウッドになくてはならない存在となった巨匠ハンス・ジマーが担当。作詞のティム・ライスも復帰するようなので、エルトンも含めて、音楽を手がけたスタッフが再結集するわけだ。エルトンは「素晴らしい映画になりますよ」と今から自信をにじませている。
実写版映画『ライオン・キング』は2019年7月19日より米国公開予定。
なお、エルトンがキレまくりの演技を見せる映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日より全国の映画館にて公開中。まだ観てない人は急いで!
Source: https://www.thesun.co.uk/tvandshowbiz/5542574/theatre-legend-tim-rice-joins-sir-elton-john-and-beyonce-for-lion-king-remake-soundtrack/
Eyecatch Image: 『キングスマン:ゴールデン・サークル』より © 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation