『レディ・バード』監督の新作に『ハリー・ポッター』エマ・ワトソンが出演交渉中 ― 『ラ・ラ・ランド』エマ・ストーンの後任で

女優として活躍し、映画『レディ・バード』(2017)の監督・脚本を務めたグレタ・ガーウィグの新作映画『若草物語(邦題未定、原題:Little Women)』に、『ハリー・ポッター』シリーズや実写版『美女と野獣』(2017)のエマ・ワトソンが出演する可能性が浮上した。米Varietyほか複数のメディアが報じている。

ルイーザ・メイ・オルコットによる同名文学作品をグレタ・ガーウィグが脚色・監督する本作は、出演者として複数のスター俳優が出演交渉に入っていることが2018年6月に報じられた。現在、大御所メリル・ストリープのほか、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)のローラ・ダーン、『レディ・バード』に出演したシアーシャ・ローナンとティモシー・シャラメなどが交渉伝えられていたのである。
このたびワトソンが出演交渉に入っている役柄は、詳細不明ながら、『アメイジング・スパイダーマン』2部作や『ラ・ラ・ランド』(2016)で知られるエマ・ストーンが当初演じる予定だったキャラクターだという。ストーンは新作『The Favourite(原題)』のプロモーションに参加する必要があるため、出演を見送ったとされている。
原作となる『若草物語』は、19世紀後半のアメリカを舞台に、ピューリタン(キリスト教のプロテスタント)であるマーチ家の四人姉妹を描いたストーリー。これまで幾度となく映像化されてきた物語だが、どのような解釈で描き直されることになるだろうか。豪華俳優陣の配役も含めて、今後の情報にも注目だ。
Sources: Variety(1, 2), THR
Eyecatch Image: [左]Photo by Georges Biard [右]Photo by MarinSD Remixed by THE RIVER