スケボー映画『ロード・オブ・ドッグタウン』ドラマ化決定 ─ 少女の物語に

アメリカ西海岸を舞台にスケートカルチャーを描いた2005年の映画『ロード・オブ・ドッグタウン』がドラマ化を果たす。米Deadlineが報じた。
『ロード・オブ・ドッグタウン』は、後に『ブロークバック・マウンテン』(2005)『ダークナイト』(2008)でも知られるようになるヒース・レジャーやエミール・ハーシュらが出演した青春映画。伝説のスケートボードチームであるZ-Boysを描く実話物語で、ストリートカルチャーにも大きな影響を与えた。
この度のドラマ版では、「13の理由」(2019)でコンサルティング・プロデューサーを務めたキャット・キャンドラーが脚本を担当。映画では少年たちが描かれたが、ドラマでは里親制度の過酷な環境で育った10代の少女が、Z-Boysを崇拝するスケーターたちと出会う群像劇となるようだ。2005年の映画版を監督したキャサリン・ハードウィックも製作総指揮として加わる。製作はMiddKid Productionsとソニー・ピクチャーズ TV。
この『ロード・オブ・ドッグタウン』ドラマ版は配信プラットフォームも気になるところだ。報道によると本作は、オンライン最大の映画データベースサイトIMDbによる「IMDb TV」で配信になるという。これはAmazon傘下のサービスで、ユーザーは広告付きで無料利用することができるもの。現在は米国のみが対象地域となっているから、日本からの視聴環境は現時点で不明だ。
Source:Deadline