『アベンジャーズ』ロキ単独ドラマ、コンセプトアート&ロゴが米国で公開 ─ ポイントは『ジョーズ』看板

トム・ヒドルストン主演、『マイティ・ソー』雷神ソーの弟ロキを主人公とするドラマシリーズ「ロキ(邦題未定、原題:Loki)」のコンセプトアートとタイトルロゴが米国にて公開された。
2019年4月11日(米国時間)、米ウォルト・ディズニー・カンパニーが開催した投資家向けカンファレンスにて、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が登壇。プレゼンテーションには「ロキ」のロゴとアートが使用されている。このたび発表された写真は、米ディズニーのメディアセンターにて公式に公開されたものだ。
「ロキ」の詳細は不明だが、「トリックスターであり、容姿を自在に変化させる能力を持つロキが、人類史のあちこちに登場しては歴史上の出来事に思わぬ影響を与えていく」というストーリーだと報じられていた。今回のアートにはロキらしき人物のみならず、映画『ジョーズ』(1975)の看板や当時のファッションなどが描かれている。このアートが作品のイメージにすぎないのか、それとも劇中のシーンを直接示しているものかは不明だが、ひとまずロキがタイムトラベルを駆使する内容になることは間違いなさそうだ。それにしても、どうやって時間を移動するのだろう……?
本作でエグゼクティブ・プロデューサー&脚本を担当するのは、アニメ「リック・アンド・モーティ」(2013-)に携わるマイケル・ウォルドロン。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のアンソニー&ジョー・ルッソ監督は関与していないが、映画におけるロキの扱いについては以前語っていたことがある(リンク先記事には『エンドゲーム』のネタバレが含まれる)。

なお「Disney+」で配信されるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマ作品は、『エンドゲーム』や今後の映画に深く関わるものとなり、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(邦題未定、原題:The Falcon and The Winter Soldier)」、スカーレット・ウィッチ&ヴィジョンを描く「ワンダヴィジョン(邦題未定、原題:WandaVision)」の製作が告知されているほか、クリント・バートン/ホークアイの企画も報じられている。
ディズニーの新映像配信サービス「Disney+」は米国にて2019年11月12日にサービス開始。「ロキ(邦題未定、原題:Loki)」の配信時期は未定。
Source: Disney