マーベル「ロキ」シーズン2、「ムーンナイト」の監督コンビが続投就任 ─ シーズン1の製作陣も残留で挑む

記録的な視聴者数を記録し、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)実写ドラマシリーズで初となるシーズン2に突入する「ロキ」。その来たるシーズンに、2022年3月にディズニープラス(Disney+)でデビューするMCUドラマ「ムーンナイト」でメガホンを取った、ジャスティン・ベンソンとアーロン・ムーアヘッドが監督として就任したことが明らかとなった。
米Deadlineは、全貌がベールに包まれている「ロキ」シーズン2で、ベンソン&ムーアヘッドがエピソードのほとんどで監督を務めると報じている。「ムーンナイト」でも2人は全6エピソードで共同監督を務めているから、異色のミステリーになると言われる同シリーズでの手腕が評価され、「ロキ」に起用されることになったのだろうか。いずれにせよ、コンビの持ち味がどのように活かされるかに期待がかかる。
シーズン1でショーランナー・脚本を務めたマイケル・ウォルドロンは、シーズン2に製作総指揮者として残留し、前シーズンの脚本チームに参加したエリック・マーティンが全エピソードでペンを執る予定。
これまでにベンソン&ムーアヘッドのコンビは、『V/H/S ファイナル・インパクト』(2014)、『アルカディア』(2017)、『シンクロニック』(2019)をはじめとする数多くの映画で脚本・監督・製作を共同で手掛けていることから、「ムーンナイト」でもそのチームワークの良さを遺憾なく発揮してくれそうだ。
なお、「ロキ」シーズン2には主演のトム・ヒドルストンに加え、メビウス役を演じるオーウェン・ウィルソン、ラヴォーナ・レンスレイヤー役のググ・バサ=ローの続投が明らかになっている。
シーズン2は、2022年夏にイギリスのバッキンガムシャーにあるパインウッド・スタジオにて撮影開始の予定。シーズン1はディズニープラスで配信中。
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Source:Deadline