「ロキ」シーズン2、「さらにサプライズ増量」とトム・ヒドルストン ─ シーズン1監督は続投せず

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ロキ」のシーズン2について、主演・製作のトム・ヒドルストンが米Marvel.comにてコメントを発表した。
「ロキ」は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)以後を舞台に、スペース・ストーンを持ち逃げしたロキが、新組織・TVAに捕縛され、新たな冒険に踏み出していく物語。シーズン2の製作は、2021年7月14日(水)配信の第6話『とわに時を いつでも』にて発表され、その後、大手メディアが相次いで報じた。
トムによると、すでに製作陣はシーズン2の内容について「深く、深く話し合っている最中」だという。企画開発を経ての再始動となるだけに、いわゆるドラマシリーズよりは間隔を空けての再登場となる可能性もありそうだ。
「シーズン1が作れたことに感謝しています。現時点では(シーズン2への)再挑戦がどうなるのかはわかっていませんが、いくつもの可能性に期待しています。[中略]観客のみなさんの存在なくして、シーズン2は実現しなかったでしょうから、みなさんには感謝を伝えたい。シーズン1はサプライズがたくさんありましたから、シーズン2はさらにそれ以上のものになると思います。」
「ロキ」シーズン2にはトム・ヒドルストンをはじめ、主要キャストが続投するものとみられている。ただし、シーズン1の監督・製作総指揮を務めたケイト・ヘロンは復帰しない。ヘロンは米Deadlineにて、現在は別の企画に携わっていることを認め、自身はシーズン1に集中したことを認めた。「(シーズン2は)一人のファンとしてすごくうれしいです。私は自分たちの仕事を誇りに思いますし、全力を尽くしました。[中略]マーベルが大好きなので、是非またお仕事したいですが、『ロキ』での私の仕事は終わりです」。
なお、脚本・製作総指揮を務めたマイケル・ウォルドロンの続投については不明。
Sources: Marvel.com, Deadline