「ロキ」シーズン2予告編公開、10月6日配信決定 ─ トム・ヒドルストンがカオスなタイムトラベル、キー・ホイ・クァンやジョナサン・メジャースも

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)による新ドラマ「ロキ」シーズン2の予告編映像が初公開された。2023年10月6日より日米独占配信となることも発表されている。
「マイティ・ソー」シリーズや「エンドゲーム」など数多くのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品に登場し、数々の悪行の一方で数々の失敗を繰り返したり、
時には兄弟の強い絆を思わせたりと、完璧でない天邪鬼な一面や、嘘と悪戯を愛する姿がどこか愛らしく“憎めないヴィラン”として世界中から愛されるロキ。
「ロキ」シーズン1では、時空を超えたロキが“時間の流れを守っている”組織TVA(時間変異取締局)に捕まり、“世界の時間”を修復するミッションに協力させられる姿が描かれた。
シーズン2の映像では、ロキの身に謎の“タイムスリップ現象”が起こり、「時間に引きずり込まれ、過去と現在を行き来する」という非常事態が勃発。更に、「あの光景が真実なら、この世界はなすすべなく破滅する」と不穏な台詞も。物語の全貌はロキらしく謎に包まれたままだが、“破滅”を避けるべく、シーズン1でも相棒として活躍したTVAのエージェントのメビウス(オーウェン・ウィルソン)とともに解決の糸口を探っていく。
別の時間軸を生きる“もうひとりのロキ”シルヴィ(ソフィア・ディ・マルティーノ)も再登場。さらに、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞助演男優賞を受賞した注目の名優キー・ホイ・クァン演じる謎のトボけた新キャラクターO.B.も絡み合い、ロキのタイムトラベルはカオスさに拍車がかか流。
映像には“破滅”を引き起こす原因と考えられる者の姿も。僅かな登場でも既に威圧感を発揮するのは、『ロキ』シーズン1に登場し、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)でもメインヴィランとして過激な活躍を見せた“征服者”カーン(ジョナサン・メジャース)。演者のスキャンダルによって登場が不安視されていたが、変更なく予告編に姿を見せている。
映像からは、まるで「SF版ウェス・アンダーソン」といったような、構図や色彩にこだわりが感じられる。果たして、ロキの新たな冒険を待つものとは。
「ロキ」シーズン2は2023年10月6日、ディズニープラス独占配信。